オーディオブランドのマランツ(ディーアンドエムホールディングス・川崎市)から、多機能なハイファイ設計のステレオプリメインアンプ「STEREO 70S」が登場。8K/60Hz対応のHDMI入力とネットワークオーディオ機能を搭載し、オーディオやビジュアルをより良い音で楽しめる。価格は税込み14万3000円で、10月下旬の発売予定。カラーはブラック、シルバーゴールドの2色展開。
6系統のHDMI入力を持ち、さまざまなビジュアル機器を接続して本格的なオーディオ再生ができる。HDMI信号は、インターフェースを介在することなくセレクターに直接入力することや、デジタルオーディオ回路の電源の強化や低ノイズ化などにより、より良い音で楽しめる。また3系統が8K/60Hzおよび4K/120Hz映像信号のパススルーに対応しているので、4Kテレビ放送やBDプレーヤーの画質のボトルネックとなることがない。また、HDMI出力はARC(オーディオ・リターン・チャンネル)に対応していて、テレビやテレビに接続されたブルーレイディスクプレーヤーやゲーム機などの音声を、追加の接続なしに再生することができる。
接続についても、ネットワークオーディオ機能に対応。音楽ストリーミングサービス(Amazon Music、AWA、Spotify)やインターネットラジオなど、インターネット上のコンテンツが受けられる。また、家の中のローカルネットワーク上にあるミュージックサーバー(NASやパソコン)やUSBメモリー内のハイレゾを含む音源ファイルの再生にも対応する。Bluetooth送信機能もあり、本機で再生中の音声をワイヤレスヘッドホン/イヤホンで聴くこともできる。ワイヤレスについては、Wi-Fi、Airplay2、Alexaに対応している。
さらに、FM/AMチューナー、レコードプレーヤーを接続できるPhono入力、3系統のアナログ入力、2系統のデジタル入力(同軸/光)を装備して、さまざまなソース機器を接続してハイクオリティな音楽再生を楽しむことができる。