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広瀬すず、永瀬廉と北川悦吏子脚本の恋愛ドラマで初共演 「こんなにもいとおしい時間を、体感できるなんて」

 広瀬すずが、来年1月期のTBS系火曜ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」に主演することが分かった。相手役はKing & Princeの永瀬廉が演じる。2人はこれが初共演となる。

 本作は、九州の片田舎で育った浅葱空豆(あさぎ・そらまめ)が、幼なじみの婚約者を追って上京した先で、音楽家を目指す青年・海野音(うみの・おと)と運命的で衝撃的な出会いを果たすことから始まる。

 それっきり、もう一生会うことはないと思っていた2人だったが、なぜか東京の片隅で、共に下宿生活を送ることになり…というストーリー。

 脚本は、「愛していると言ってくれ」や「ロングバケーション」などの北川悦吏子氏が担当する。

 本作がTBSドラマ初主演となる広瀬。九州の片田舎でのびのびと育った空豆は、勝気な性格と行動力で周囲の人を竜巻のように引きつけるエネルギーとすてきな笑顔を持つ、“野生児”みたいな女の子。

 独特な九州訛りがかわいらしく、天真らんまんで屈託なく育ったように見えるが、実は胸の奥にいろいろな思いを抱えている。音と出会い、一つ屋根の下で暮らす中で、ファッションに目覚めていくという役どころ。

 一方、永瀬は、本格ラブストーリーに挑戦するのは本作が初となる。音は大学卒業後、親の反対を押し切って就職せず、音楽の道を選んだが、鳴かず飛ばずでくすぶっている。普段はコーヒー店でアルバイトをしている、さえない平凡な男の子だが、空豆と出会ったことで、諦めかけていた夢ともう一度向き合うようになる。

 広瀬は「北川悦吏子さんの青春ラブストーリー、憧れしかありません。こんなにもぜいたくな時間を、いとおしい時間を、体感できるなんて」と大喜び。「胸を張って全員を引きずり回せるよう、努めていきます」と意気込みを語った。

 永瀬は「空豆と音がどのような夢を見つけるのか、2人の関係はどうなっていくのか、僕自身も、とても楽しみで仕方がありません。週の前半から、ドキドキ、ワクワク、どこか懐かしい気持ちにもなれる青春ラブストーリーになると思います。ぜひ、ご覧ください」とアピールした。