「LION 経営戦略・新製品発表会」が28日、東京都内で行われ、ゲストとしてタレントの小堺一機と関根麻里が登壇した。
1984年からスタートした「ライオンのいただきます」から、2016年に終了した「ライオンのごきげんよう」まで、31年6カ月にわたり“お昼の顔”としてお茶の間に話題を届けてきた小堺。
「LIONはどんな存在?」と問われると、「人生の半分以上、お世話になっている。親代わりのような存在。親よりも、私を育ててくれたんじゃないかな。タレントとしても30年間、いろんな方に会わせていただいた。自分の勉強にもなったし、本当にすてきな会社」と語った。
そんな小堺の“盟友”関根勤の娘の麻里は、小堺について、「貴重な父の親友。子どもの頃から本当にお世話になっていて、親戚のおじさまという感じです」と紹介。
小堺も「こうして(一緒に)仕事をできるのは、感慨無量。僕も親戚のおじさんの気持ち。麻里ちゃんはお父さんと違って、ちゃんとしていますので安心です」と笑わせた。
また、「今年1年を一言で表すと?」と尋ねられた小堺は、「僕はチェンジですね」と回答。「ものの見方や考え方が不思議と自然に変わってきた。前は、嫌なことを聞くと嫌な気持ちになっていたのが、最近は嫌なことを聞いても違うふうに取ったらいいんだと。自然と脳と体がやってくれる」と話した。
具体的には、「前はもうちょっと心配症だった。でも大体心配していることの95パーセントは起こらないらしい。なら、楽しく(考えようと)。前は、『あの仕事、ちゃんとできるかな』と思っていたのが、(今は)『今度あの仕事をやれてうれしいな』とか、『準備をちゃんとしているから楽しんでいこう』となっている」と明かした。