川口春奈が主演するドラマ「silent」(フジテレビ系)の第10話が15日に放送された。(※以下、ネタバレあり)
青羽紬(川口)の部屋にCDを借りにきた佐倉想(目黒蓮)は、2人の距離が近付いていく中で、紬の笑顔を見るたびにうれしくなる反面、紬の声が自分に聞こえてこないことを寂しく感じる。
横井真子(藤間爽子)から、どうして想と付き合わないのかと問われた紬は、そんな想の様子を心配し、「何か言いづらいことがあるのだろうから、のんきに付き合ってほしいなんて言えない」と答える。
そんな2人の事情を、紬の弟・青羽光(板垣李光人)から聞いた戸川湊斗(鈴鹿央士)は、あることを伝えるために想を呼び出す。
終盤では、紬の声を「どうしても思い出せない」という想が、紬に苦しい胸の内を伝える場面が描かれた。
想は紬に、「一緒にいるほど、話すほど、好きになっていくほどつらくなっていく。青羽があの頃のままだって分かるほど、自分が変わったことを思い知る」と伝え、「声が聞きたい。もう聞けないなら、また好きになんてならなきゃよかった」と涙ながらに訴えると、これを聞いた紬も涙を流した。
放送終了後、SNS上には、「つらい…何も言えない…」「今週は泣かないと思っていたら、最後の最後で涙腺が爆発した」「切なくて声に出して泣いた。お互いに好きなのにね」「想の気持ちに胸がギュッとなった。紬の声、聞きたいよね、分かるよ」「想もだけど、紬ちゃんの気持ちもしんどかった」などの感想が投稿された。
このほか、「湊斗が想にLINEで呼び掛けて振り返るシーンは、学生時代と重なって胸熱だった」「居酒屋の奈々ちゃん(夏帆)には笑ってしまった。手話が分からないのをいいことに言いたい放題で楽しかった」といった声も寄せられた。