川口春奈が主演するドラマ「silent」(フジテレビ系)の最終話が22日に放送された。(※以下、ネタバレあり)
佐倉想(目黒蓮)は「一緒にいるほど、好きになるほど、つらくなっていく。声が聞きたい。もう聞けないなら、また好きになんてならなきゃよかった」と青羽紬(川口)に思いを伝える。紬は、そんな想に自分の気持ちを伝えるが、想には届かない。
互いの気持ちがすれ違う中で、紬は戸川湊斗(鈴鹿央士)から、想は桃野奈々(夏帆)から、それぞれある言葉を投げ掛けられる。
その後、想と紬は、通っていた高校の教室に行き、黒板で筆談をしながら思いを伝え、気持ちを確かめ合った。
終盤では、2人がイルミネーションを見ながらデートを楽しむ様子が描かれた。そこで想が「青羽の声、思い出せないし、もう聴けない。でも、青羽の言葉が見えるようになって良かった」と伝えると、紬も「私も」と返す。
そして、紬が「今何か言いたいことある?」と聞くと、想は紬にそっと耳打ちし、2人は幸せそうに笑顔で見つめ合った。
その後に迎えたラストでは、学生時代の2人が黒板の前で楽しそうに耳打ちし合う場面で、ドラマは幕を閉じた。
放送終了後、SNS上には、「最後までドキドキしながら見ていた。まだまだこの先の2人をずっと見守っていたい気分。ハッピーエンドで良かった」「本当に最初から最後まで泣いたドラマ。素晴らしいラブストーリーだった」「脚本家の生方(美久)さんの言葉のつむぎ方には感動しかないし、役者さんも全てが秀逸だった」などの感想が投稿された。
また、想が紬に耳打ちするシーンにも反響が集まり、「高校生のとき、黒板の前で紬は想に『紬』って名前を呼んでほしがっていたから、耳元で言った言葉はお互いの名前かな?」「想像力が膨らむすてきなラスト。紬にとっては最高のクリスマスプレゼントになったんじゃないな」「最後に耳打ちするシーンで、想と紬の影がキスしてるように見えた。キスシーンがないと思ったらそこでしてるの!? 演出が天才的」といった声が寄せられた。