映画『シャイロックの子供たち』公開直前イベントが30日、東京都内で行われ、出演者の阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太(Kis-My-Ft2)と原作者の池井戸潤氏が出席した。
この日は、メガバンクが舞台の金にまつわる本作の大ヒットを祈願するため、4人が商売繫盛で有名な都内の神田明神に着物姿で登場した。
その後、阿部、上戸、玉森の3人でトークイベントを実施。撮影終了から約1年が経過したが、上戸は「撮影期間中はコロナ禍真っただ中で、お話もあまりできずピリピリしていた。なので、みんなで過ごせるこのキャンペーン期間が、めちゃくちゃ幸せで楽しいです」と笑顔を見せた。
玉森も「PRで皆さんと一緒にいる時間が増えてうれしいです。現場では上戸さんがムードメーカー。僕と阿部さんは“人見知り系”で、なかなか会話が弾まないといいますか…」と明かした。
阿部も「そうそう。上戸さんがいてくれて本当にありがたい。今日も会ってすぐに(玉森に)『髪色、変えたじゃん!』とか言って。僕は昨日(玉森と)一緒でしたが、全く気付いてなかった」と苦笑。玉森が「ひどいですよ」と嘆いて場を盛り上げた。
イベントには、占い師のぷりあでぃす玲奈も登場し、3人の金運を鑑定した。ぷりあでぃす玲奈は、阿部を「お金に執着のないタイプ」と診断しつつ、「今年は自分が大切にしている人のためならお金を使う」と予測した。
阿部は「誰かのために…というのはそうかも。今、実家でネズミが出て『駆除してくれ』と。今日業者が入っているので後で請求書が届くと思います」と笑わせた。
一方、「商売上手だが貯金が苦手で、無意識に少しずつお金を使ってしまうタイプ」と鑑定された玉森は「僕、クレジットカードの請求書が実家に届くのですが、一回請求書を見た母親から『あんたは石油王なのか』と言われたことがある。全然大きな買い物はしていないけど、ネットショッピングとかでちょこちょこ買い過ぎちゃって…」と苦笑しながらも納得していた。
映画は2月17日から公開。