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杉咲花、直近の休日は「日記をまとめて書きました」 人気ドラマシリーズ「撮休」の第4弾に出演

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 WOWOWの連続ドラマW-30「杉咲花の撮休」完成披露試写会が9日、東京都内で行われ、主演の杉咲花、松居大悟監督、今泉力哉監督、三宅唱監督が登壇した。

 本作は、突然撮影が休日になった俳優の1日を描く、WOWOWの「撮休」シリーズ第4弾。これまでに有村架純、竹内涼真、神木隆之介が主演してきた。

 今回は、杉咲の知られざるオフの様子を、気鋭の監督と脚本家たちが妄想を膨らませ、六つのパラレルストーリーとして描き出す。

 主人公の“杉咲花”を演じた杉咲は「楽しく拝見していた作品だったので、出演はとてもうれしかったです。これだけ多くの制作陣が携わっている作品はなかなかない。とてもぜいたくで幸せな時間でした」と笑顔で撮影を振り返った。

 3人の監督は、全員が杉咲とは初顔合わせとなった。松居監督は「撮影する前に、こういう人なのかなとイメージして台本を書いていったのですが、現場ではその予想を裏切ってくれた。ちょっとした表情、目のしぐさを撮っているだけで画角として成立するのですごいなって」とその印象を語った。

 今泉監督は「相手の存在しない芝居って、ある種限界がある。でも彼女の場合は、ただ電話をかけているだけのシーンでも、こんなに魅力的にできるんだと驚いた。たたずまいも、明るくて穏やか。現場ではいつも助けられたし、技術はもちろん、人間的な魅力がその前面に出ていた」と振り返った。

 三宅監督は「本当に格好いい。そして格好いいという言葉に収まり切らないぐらいの、たくさんの種類の魅力がある方」と評した。

 杉咲は「本当に皆さまとずっとご一緒したいと思っていたので、とってもうれしくて」と語り、「共演者との印象的なシーン」としては、「たくさんあるのですが、自分と共演するみたいなシーンがあって、そこはすごく不思議な気持ちになりました」と明かした。

 ファンからの、「直近の休日に何をしていたか」という質問には、「今年、日記を買ったんです。1年間毎日つけていこうと思ったのですが、1週間書き忘れてしまって、それをまとめて書いていました」と答えて笑わせた。

 ドラマは10日からWOWOWで放送・配信。