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大河ドラマ「どうする家康」新キャスト5人を発表 なにわ男子・長尾謙杜、家康の異父弟役で“初大河”

 嵐の松本潤が主演する、NHK大河ドラマ「どうする家康」の新キャスト5人が10日、発表された。長尾謙杜(なにわ男子)、白洲迅、岡崎体育、毎熊克哉、伊東蒼が出演する。

 長尾は、家康の母・於大(松嶋菜々子)と久松長家(リリー・フランキー)との間に生まれた、家康の異父弟・久松源三郎勝俊役。若い頃から人質として武田家へ預けられ、信玄(阿部寛)の下で暮らす。

 大河ドラマ初出演となった長尾は「大河ドラマに出演することが、僕の中では夢の一つ。自分が描く道という思いで頑張っていたので、それを実現できて本当にうれしいです。今回の作品で演じる役を考えると、僕の名前の由来が上杉謙信からきているので、少し複雑な気持ちもありますが、いつか武田信玄を倒せるように頑張ります」と意気込みを語った。

 また、「出演することが決まったときに、一番に潤くんに連絡させていただきました。『またよろしゅう』と返信を頂いたので、そのお言葉に応えられるように頑張りたいと思います」と語った。

 白洲は、家康の娘・亀姫(當真あみ)が嫁ぐ奥平家当主の信昌役。初の大河出演に「光栄です。戦国時代を描く作品に出演するのも初めてなので、戦国の世に生きた人間の力強さを、丁寧に、熱く表現したいと思います」とコメントした。

 毎熊は、信康(細田佳央太)に仕え、岡崎を守る優秀な家臣・大岡弥四郎役。「弥四郎の行動は、見る角度によって正義にも悪にもなり得ます。この作品の重要な軸になる部分を担わせていただくので、しっかりと演じていきたいです」と語った。

 岡崎は“ろくでなし強右衛門”と呼ばれる、普段はやる気も勇気もない奥平家の地侍・鳥居強右衛門役。「ぶっきらぼうで無愛想、見た目は汚いけど、どこか憎めない愛されキャラかなと思います。大河ドラマは子どもの頃から祖父と一緒に見ていたので、そんなシリーズに出演できてうれしいです」と語った。

 伊東は、お市(北川景子)と家康をつなぐ浅井家の侍女・阿月役。「北川さんは、本当にいつでもお市さまのようにしぐさが美しくて、見ほれてしまうことが多かったです。一緒に撮影をしていくうちに、阿月がお市さまを慕っていたように、私も北川さんにそのような気持ちになっていきました」と明かした。