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天翔天音「どうする家康」で遊び女・おりん役 父・藤岡弘、と「一緒にせりふの練習をしました」

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 嵐の松本潤が主演するNHK大河ドラマ「どうする家康」の第7話「わしの家」が19日に放送され、遊び女(あそびめ)・おりん役を演じた天翔天音からコメントが届いた。

 天翔は、俳優・藤岡弘、の次女で主にモデルとして活動。これがテレビドラマ初出演、かつ時代劇初挑戦となった。

 今回演じたのは、古川琴音演じる巫女(みこ)・千代と行動を共にする謎めいた遊び女で踊り子のおりん役。姉の愛も同じく遊び女・おふう役で出演した。

 現在17歳の天翔は「この度、ドラマデビュー作を、大河ドラマでスタートすることができるということは、本当に感謝でしかありません。10代というタイミングで、いつか必ずと夢みておりました時代劇、大河ドラマで、父から学んできた武士道精神を生かし、演じることができることに、本当にやりがいを感じております」とコメントを寄せた。

 父の藤岡も、織田信長の父・信秀役で出演。天音は「このような大きな作品で、父と出演をすることができるとは思っていなかったので、純粋にうれしかったです。父が演じた織田信秀のシーンを見て、一言を発した瞬間から心に響く、体に染みわたるような深い声に震えました。画面からあふれ出る力強さと、眼力と迫力のあるお芝居、そして、あふれ出るパワーから本物の侍を見ているようで、全身が震えました」と明かした。

 また、「時代劇、大河ドラマなどで多くのお役をやってきた父から、時代劇でのありかた、所作、そして時代の歴史の背景などたくさん教えていただきました。収録の1週間前から、声を響くようにするための発声練習を毎日行ったり、父から実際にせりふの言い方などを教わり、一緒に練習をしました」と明かした。

 出演シーンの収録については、「舞のシーンでは、千代が率いる、この時代にあった音楽や振り付けとともに、個性的な動きで美しい舞を、私なりに思いを込めて、全身で表現をしました。当時の時代を体感し、また、実感することができて、より一層歴史に興味を持つことができました。素晴らしい諸先輩と共に学ばせていただき、これからますます表現者として成長していきたいという思いが強くなりました。心からの感謝の気持ちでいっぱいです」と語った。