嵐の松本潤が主演するNHK大河ドラマ「どうする家康」の第6話が12日、放送された。オンエア後、家康(松本)の妻・瀬名を演じる有村架純の動画インタビューがドラマ公式サイトで公開された。
瀬名を演じる上で心掛けていることを尋ねられた有村は「史実上、瀬名(築山殿)は悪女だったのではないかというお話も残っていますが、“本当はそうではなかったんじゃないか”というのを、古沢(良太)さんが面白く脚本で描かれていて。なので、家康さんに対して、“手のひらで転がす”じゃないですけども、それぐらいの受け皿を持って、基本的にはなるべく笑いの多い人物にしようと意識しています」と明かした。
松本とは初共演してから約10年が経過した。有村は「時間をかけて松本さんの人柄を知っていく中で、チャーミングな部分が感じられて。それが今回の家康さんにもすごく反映されているような気がします。やはり武将なので、少し傲慢(ごうまん)に物事を考える部分もあったりはしますけれど、放っておけない部分だったり、みんなが手を差し伸べたくなるような家康さんだからこそ、そことの調和が取れているというか。とてもバランスがお上手だなと思います」と松本の印象を語った。
そして「役者の皆さんが、それぞれのキャラクターを本当に魅力的に演じられていて、私も負けないよう、この物語の一部となれるように、精いっぱい奮闘しております。時代が1年2年たつごとに、どんどん変わっていきますが、そんな激動の時代をぜひ体感していただけたらと思います」と視聴者にメッセージを送った。