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杉野遥亮、草なぎ剛は「エネルギーやオーラが変わったりする」 「この間、会ったときは3、4回ハグしました」

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 ドラマ「罠の戦争」のリモート取材会が27日に行われ、出演者の杉野遥亮が、主演の草なぎ剛との共演の感想や、最終回の見どころを語った。

 本作は、命を懸けて尽くしてきた政治家に裏切られた議員秘書・鷲津亨(草なぎ)が、強き権力者たちに鮮やかな“わな”を仕掛けて失脚させる復讐(ふくしゅう)劇。本日の放送で最終回を迎える。

 前回の第10話では、鷲津をおとしめる怪文書をばらまいていたのが、杉野が演じる鷲津の私設秘書・蛯沢眞人だったことが判明した。

 キーマンとなった眞人を演じた杉野は「(過去に亡くした)お兄さんのことを自分の中で膨らませていったり、怒りを内包したり、維持するのが難しかったです」とコメント。

 草なぎとの共演については、「ぜいたくでありがたい経験だなと思っています。草なぎさんを目の前にすると、(草なぎの)出ているエネルギーとかオーラが変わったりするので、それに自分も引っ張ってもらいましたし、自分もそれをまねしたいな、どうやったらこんなにできるんだろうと思ったり、刺激になりました。俳優として幸せでした」と語った。

 演技で落ち込んだときは、草なぎが温かい言葉を掛けてくれたといい、「草なぎさんは僕の様子も、すごく繊細に見ていてくれていたんです。この間、草なぎさんと会ったときに、3、4回ハグしましたもん。そういう先輩と出会えることはなかなかないので、本当にありがたいなと思います」と笑顔でエピソードを披露した。

 また、最終話の見どころについて、「眞人も感情に決着がつくのかなと思います。僕は(井川遥が演じる鷲津の妻の)可南子さんがすてきだなと思っていて、井川さんが伝わってくるお芝居をされるので、心って大事だなと思いました。ホロッとしたり、スカッとしたり、そういったことが伝わってくる最終回になっています」と語った。

 ドラマは、27日午後10時からカンテレ・フジテレビ系で放送。