中村倫也が主演するドラマ「ハヤブサ消防団」(テレビ朝日系)の第2話が、20日に放送された。
本作は、池井戸潤氏の最新作を映像化した戦慄(せんりつ)ミステリー。亡き父の故郷である山間の“ハヤブサ地区”に移住した作家・三馬太郎(中村)が、地元の消防団に加入したことをきっかけに、集落の奥底にうごめく陰謀に巻き込まれていくストーリー。(※以下、ネタバレあり)
“ハヤブサ地区”で暮らし始めた太郎は、消防団の練習に連日駆り出されて疲労困憊(こんぱい)。消防団が日頃の訓練の成果を披露する“消防操法大会”の開催日が迫っており、分団長の宮原郁夫(橋本じゅん)がピリピリしているのだ。
そんな中、太郎はハヤブサ地区を襲った連続放火事件の犯人が、先日遺体となって見つかった山原浩喜(一ノ瀬ワタル)だという、うわさが出回っていることを知り、根拠のないうわさがあっという間に集落に広がったことに違和感を覚える。
その矢先、太郎は消防団のメンバーで役場勤務の森野洋輔(梶原善)から、ハヤブサの町おこし動画企画のシナリオを書いてほしいと頼まれる。その企画は映像ディレクターである立木彩(川口春奈)の発案だというのだが、彩本人の態度はどこか冷淡で…。
放送終了後、SNS上には、「田舎のほのぼの系かと思って見始めたら、ミステリーですごく面白い。登場人物全員が怪しく見える」「ストーリーが怖い中でも、中村倫也の細かいしぐさがチャーミングでほっこりしていい」「橋本じゅんと生瀬勝久の学ラン姿の回想シーンは、無理があり過ぎて爆笑した」などの感想が投稿された。
終盤では、浩喜が連日放火事件の犯人であるという、事実とは違ううわさを流している人物を太郎が調べると、太陽光発電企業“ルミナスソーラー”の営業マン・真鍋明光(古川雄大)が浮上。
その後のラストシーンでは、自宅に帰宅した彩を、真鍋が不気味にほほ笑みながらのぞいているシーンが描かれた。
この真鍋の行動について、「古川さん、怖いよー」「古川さんの演技にゾクゾクする」「ラストの古川さんが怪し過ぎて不気味」「古川さんが、最後に全部持って行った」といった反響が集まった。