エンタメ

「パリピ孔明」“小林”森山未來の回想シーンに視聴者歓喜  「別ドラマと錯覚させる迫真の森山未來…さすが過ぎる」

 向井理が主演するドラマ「パリピ孔明」(フジテレビ系)の第8話が、15日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 本作は、三国志に登場する蜀の天才軍師・諸葛孔明(向井)が、2023年の渋谷に転生し、ひょんなことから出会ったアマチュアシンガー・月見英子(上白石萌歌)の軍師(マネジャー)となり、英子を成功に導いていく音楽青春コメディー。原作は、「ヤングマガジン」(講談社)で連載中の同名コミックで、脚本はドラマ「監察医朝顔」(フジテレビ系)などを手がける根本ノンジ氏。

 大型音楽フェス・サマーソニアに出場することになった英子は、もう一曲新曲が必要となった。ようやく退院した英子は、BBラウンジ(ライブハウス)のアルバイトを休み、新曲作りに専念する。

 作曲に悩んでいた英子に、孔明は「久しぶりに多摩川にあざらしのたまちゃんが現れたそうですよ」と伝える。英子の代わりにあくせく働く孔明だったが、オーナーの小林(森山未來)は孔明を心配していた。

 そんな中、世界的シンガーのマリア・ディーゼル(アヴちゃん)が突然、BBラウンジを訪ねてくる。旧知の間柄だった小林とマリアは孔明を交えて、再会を祝して酒をくみ交わす。そしてマリアは小林に「ギター弾いてよ」とリクエストする。

 その後、珍しく酔った小林は孔明に昔の話をする。かつての小林は、前オーナーに雇われ、BBラウンジで働きながらギターを弾いていた。その頃、小林はデビュー前のマリアと出会うがある事件をきっかけに、ギターから足を洗うことになった。

 一方、多摩川にやってきた英子は、ラッパーの赤兎馬カンフー(ELLY)と再会する。赤兎馬に家族との関係を吐露すると、英子は幼い頃に幼稚園に埋めたタイムカプセルを思い出す。そしてカプセルを見つけると、英子は母との記憶がよみがえり新曲を完成させる。

 放送終了後、SNS上には、「新曲『Time Capsule』が出来上がる過程、もう、撮り方と編集がPV」「オーナーの過去の傷も癒やしながら英子の新曲作りもアシストする孔明のマルチタスクぶりにやられた」「英子がタイムカプセルを掘って母の思いに気がつく。孔明の計略だったが奇跡の連続だった」などの感想が投稿された。

 また、小林オーナーの回想シーンには「すごいなオーナー。なんか短い時間で濃い映画見てるような」「激重エピソードで別のドラマと錯覚させる迫真の森山未來…さすが過ぎる」「森山未來の超正しくて最高な使い方・アヴちゃんとの組み合わせで(アニメ映画)『犬王』ファン歓喜」といった声も寄せられた。

「パリピ孔明」 (C)フジテレビ