フレグランスはもちろん一義的に香りの好みに左右されるが、ボトルの美しさにも大いにひかれる。置いておくだけで香るようなデザイン。パリ発「グタール」(ブルーベル・ジャパン・東京)の新しいフレグランスが、新たにメゾンを象徴する優雅なボトルデザインで発売された。ホリデーシーズン限定品やコフレ、人気フレグランスのハンドクリームも発売され、リニューアル記念の購入特典として、ミニキャンドルをプレゼントするキャンペーンも実施している。
ラインアップはフレグランス24種、ハンドバーム3種、ボディークリーム1種。たとえば「プチシェリー オードパルファム」(50ml 税込み21,010円~)は、創始者アニック・グタールが「小さないとおしい人」と慈しんだ愛娘カミーユのために生み出した、みずみずしいフルーティーフローラルの香り。ペア、ムスキーローズ、バニラ、ホワイトムスクが主な香料だ。「オーダドリアン オードパルファム」(50ml 同21,010円~)は、さわやかなアロマティックシトラスの香り。夏のイタリアで、マルグリット・ユルスナールの『ハドリアヌス帝の回想』を初めて読んだときの情景を表現したという文学的な存在。メゾン初のヒット作だ。