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「源氏物語」に登場する「明石の上」をイメージ 琵琶をかたどったオリジナルイヤリング

「源氏物語シリーズ・第二弾」新作「明石の上」
「源氏物語シリーズ・第二弾」新作「明石の上」

 紫式部によって書かれた世界最古の長編恋愛小説「源氏物語」に登場する「明石の上(あかしのうえ)」。聡明(そうめい)な彼女をイメージしたきらびやかなオリジナルイヤリングが、ジュエリー京都(京都市)からこのほど登場。同社ウェブサイトで予約販売を受け付けている。

琵琶をモチーフにした珍しいデザイン
琵琶をモチーフにした珍しいデザイン

 同社が特許取得したオリジナルイヤリング「ぴあり」で展開している「源氏物語シリーズ」第2弾。1000年の時代を超えて読み継がれてきた源氏物語全54帖の中から、5人の登場人物にスポットをあて、2カ月おきに登場人物のきらびやかで豪華な世界観をデザインしたイヤリングが登場する。2人目となる六条院・冬の町の主「明石の上」は物語の中で、須磨から明石に移り住んだ光源氏と運命的に出会う。深い教養を身につけ、琴や琵琶の名手でもあり、気高くも素直な女性として描かれている。

光の角度によって輝きを変えるガラス
光の角度によって輝きを変えるガラス

 ベネチアンガラスをベースに、京都の自社工房で職人が一粒一粒丁寧に焼き上げた「京ガラス」を使用。100を超える繊細なパーツやモチーフと組み合わせ、目を引く豪華なデザインに仕上げた。明石の上の豪華で格調高い衣装、「女楽」の際に光源氏がたとえた香り高い「花橘」、美しい琵琶の旋律を、鮮やかに輝く紅色のガラスや豪華に散りばめた花々などのモチーフで表現している。すべての工程を京都の工房で手作り。それぞれの登場人物をイメージした友禅和紙を用いた「源氏物語限定パッケージ」にセットして提供する。税込み2万2000円。

 「ぴあり」は一日中着けていても痛くなりにくくはずれにくい、ピアスのような新感覚イヤリング。