フレンチやイタリアンは国内外問わずいくらでも食べたが、オランダのレストランとなると未経験、という人が多いかもしれない。オランダでミシュラン3つ星を獲得したシェフ、 ヤコブ・ヤン・ボエルマ氏が12月5日、横浜・馬車道に「SMAAK(スマーク)」(グラナダ・東京)を開店する。アジア初出店だ。
オランダの「De Leest(デ・リースト)」で人気を博し、ベルギー、オーストリア、ドイツなどでもガストロノミーをけん引してきたシェフは、 初めて日本を訪れたときから、四季があり、山に恵まれ、四方を海に囲まれたこの国の豊かな食材に魅了され、アジア初出店の地に選んだという。オランダの料理文化を大切にしながらも、スカンジナビアやスペインをはじめ、ヨーロッパの調理技術、アジアのスパイスなどさまざまなアプローチや技術を学び、柔軟に取り入れてきたシェフの料理が楽しめる。