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東京農大世田谷キャンパスにサザコーヒー開店 さまざまな「サザぱん」も本格導入

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 東京・世田谷区にある東京農業大学世田谷キャンパスに、5月10日(水)、「サザコーヒー」がオープンした。茨城県ひたちなか市に本社を持つ老舗カフェ「サザコーヒー」の直営店17店舗目(都内では5店舗目)。同キャンパス内に新たに完成した国際センター1階での出店となる。営業時間は平日8時~20時(L.O.19時30分)、土日祝9時~18時(L.O.17時30分)。

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 同キャンパスで青春時代を過ごしたサザコーヒーの鈴木太郎社長の、後輩たちのキャンパスライフへの協力、同大に集まる日本の農業従事者の知と情報をサザコーヒーが経営するコロンビアのコーヒー農園に生かしたいとの思いを発端に、出店が実現した。コンセプトは「食と農」。国産小麦を使ったパンや、農大ならではの農産生産者と食品提供の場で情報の共有の場を目指す。

サザコーヒー東京農大店のオープンメンバーと鈴木太郎氏
サザコーヒー東京農大店のオープンメンバーと鈴木太郎氏

 サザコーヒーの全てのパンは「うどん粉」で有名な北海道十勝地方の小麦を使用。独特のモチモチしたフランスパンに、サザコーヒー独自の強いいい香りのコーヒー粉を使ったクリームや、東京農大にちなんだ何かを使ったコロッケを挟んだパンなどを販売する。タピオカ粉を使ったブラジルのチーズぱん「ポンデケージョ」や、“きのこ博士”東京農大の江口学長とコラボしたい「きのこぱん」など、オリジナルの「サザぱん」が本格投入される。

(左)モカぱん、(手前)ポンデケージョ、(右)明太ぱん、(奥)きのこぱん 各350円
(左)モカぱん、(手前)ポンデケージョ、(右)明太ぱん、(奥)きのこぱん 各350円

 国際センターには、農大ブランドのマルシェ店舗や博物館の貯蔵品も展示されており、同大の学生以外の一般の人も楽しめるスペースとなっている。