カルチャー

「25年後の自分と一緒に未来社会を旅する」「万博の理念にまさに合致」、大阪ヘルスケアパビリオン開館

3月23日、大阪ヘルスケアパビリオンの内覧会・開会式が開催されました。関係者らは自分の健康データをもとに25年後のアバターと出会う「リボーン体験ルート」など、未来の技術や文化を体験しました。

吉村洋文大阪府知事
「大阪ヘルスケアパビリオンの開館です。2050年、25年後の自分と一緒に未来社会を旅する(パビリオン)。リボーンがテーマになっています。人は生まれ変われる。過去は変えられないけれど、未来は変えられる。今の自分の状態を正確に把握して、未来社会を皆さんと共に変えていこうじゃないかというのが大阪ヘルスケアパビリオンです。」

横山英幸大阪市長
「日本から、大阪から、健康のあり方、未来のヘルスケアのあり方をお示しするという非常に大きな価値があると考えています。皆さんと共に世界の課題を解決する技術や文化、そして人々の熱い情熱を大阪ヘルスケアパビリオンでお示ししていきたい」。

倖田來未さん
「今知ることによって、未来の自分が変わるのかという希望を与えていただけた。家族で遊びに来るのが楽しみです。」

アン ミカさん
「(日本は)世界でも長寿国ですし、みんな若くて綺麗で元気なので、そんな健康と美の秘訣を、(海外からの来場者には)国に戻って広めていただきたいです。」

「リボーン体験ルート」では、ミライのヘルスケアやミライの都市の各ブースを回ることで、25年後の自分のアバターの変化も味わうことができます。

「カラダ拡張スーツ」の石坂優奈さん(椿本チエイン)
「空を飛んだり重い物を持ち上げたり、そのデータを収集することで、あなたにぴったりな着るロボット・エクソスケルトンをオーダーできる、テーラーとしての場を設定しています。体を動かし、空を飛ぶ爽快感は格別です。ぜひ体験データをもとに、あなたにぴったりな着るロボットをオーダーしてください。」

「ニューモビリティ・ニューライフ」の西村慶友さん(大阪市高速電気軌道)
「2050年の未来の大阪をサイネージの中で表現しています。自動運転・空飛ぶ車・走行中給電という未来の交通技術、今実証実験をしている技術が社会実装された時に、未来の大阪がこのように変わりますというのを表現しています。」

ミライの食と文化ゾーンには、体験や購入ができるフード・物販エリアが用意されています。

「NISSEI Mouthful Creations」の小竹望文さん(日世)
「こちらの店舗はフードバリアフリーをコンセプトにしています。乳・卵アレルギーフリーのソフトクリームを提供しています。自動盛り付け機体験として、お子さんにも楽しんでいただけるようなコーナーを用意していますので、一度来ていただければと思います」

「ほっかほっか」の永岑しおりさん(ほっかほっか亭総本部)
「ぜひ食べていただきたいのがこちらのワンハンド弁当。片手でお弁当を食べていただける、時短でご飯から主食と主菜を全部食べてほしいという思いから、こちらのワンハンド弁当を開発させていただきました。」

「アカカベ大阪ヘルスケアパビリオン店」の高橋慎一さん(アカカベ)
「大阪ヘルスケアパビリオンで体験した後に購入できる商品も数多く取り揃えています。緊急で取り扱いしている医薬品、解熱剤なども取り揃えていますので、緊急対応もできるかと思います。」

このほかに、360度シアターに入り「モンスターハンター」を全身で感じるコンテンツ「MONSTER HUNTER BRIDGE」(カプコン)、自動で洗浄し入浴しながら健康状態を可視化できる「ミライ人間洗濯機」(サイエンス)、新技術開発などに取り組む大阪の中小企業・スタートアップの展示「リボーンチャレンジ」などの内覧が行われました。

吉村洋文大阪府知事
「改めて大阪・関西の皆さんが持っている技術はすごいなと。この技術を世界に向けて発信して、大阪の技術ここにありというのを世界に知らしめていきたい。」

横山英幸大阪市長
「健康でいることというのは世界が直面している課題と認識しているので、この技術でそれを解決していくという、万博の理念にまさに合致したパビリオンだと思っているので、万博期間中を通して、大阪ヘルスケアパビリオンが常に万博の存在感をリードできる存在でありたいです。」