東京・銀座に“食と対話で体が整う場所”「栄養院ひふみ」がこのほどオープンした。『便秘の神様』(あさ出版)の著者で管理栄養士の長井佳代氏のプロデュース。従来の栄養指導は、病気になってから病院で行われるものだったが、栄養院ひふみでは、管理栄養士が常駐し、病気の予防、ダイエットの悩みや便秘といった不調を改善するための栄養カウンセリングを行う。 栄養院ひふみの栄養外来の特色は、“伝えて終わり”ではなく“食べる栄養外来”。普段の健康管理や不調への対策、病気の予防として、どんなものを食べたらいいのか、そのために忙しい毎日の中でどうやって実践していけばいいのかを、各個人に向けた処方箋プレートで提示し、実際に食べてもらう。また、料理教室や食・健康・美にまつわるイベントも随時開催していく。
長井氏は、武庫川女子大学卒業後、病院勤務・料理講師を経てヘルスケア企業で栄養指導に従事。2010年に独立し、フィットネスクラブやクリニックなどで栄養指導を行い、栄養指導者の育成にも力を注いでいる。2022年発刊の『便秘の神様』は、長井氏が栄養学の知識を基にアドバイス。便秘解消におすすめの「甘酒ヨーグルト」「グラノーラバー」などのレシピや食材も収録している。