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おいしいと味わっているだけでは済まなくなってくることが多いアルコール。ワインや日本酒は、なぜか作り手やテロワールが気になってくる。いや、ウイスキーもそうだーー。という人にぴったりの一冊、『ウイスキーコニサー 最新蒸留所資料 2025』(ウイスキー文化研究所、税込み1100円)が発売された。
スコットランドやアイルランド、日本、アジアの主要な蒸留所のリストやその生産能力、出荷量ランキング(スコッチウイスキー・世界のウイスキー)、ウイスキーの製造にまつわる用語集をまとめた資料。ウイスキー文化研究所は、国内で唯一のウイスキー専門誌『Whisky Galore』の編集・発行、ウイスキーフェスティバルなどのイベントの企画・運営のほか、ウイスキーに関する知識、鑑定能力を問う資格認定制度「ウイスキーコニサー資格認定試験」や、ウイスキーを楽しむための知識を問う「ウイスキー検定」を主催している。ウイスキーエキスパート対策セミナーの受講者には、セミナー時に配布される資料でもある。