地域の新しい価値創造と持続的な発展を目指し、多角的に事業を展開する飛騨ゆい(岐阜県飛騨市)は、毎年6~8月ごろの夏季にだけ、期間限定で販売する日本酒「雪中酒」を今年も販売している。
岐阜県の豪雪地帯、飛騨市河合町で作られている雪中酒。毎年1月ごろから制作が始まり、できた酒は、天然雪で作った雪室で冷却して熟成。夏の暑い時期に取り出して、冷却雪と一緒に全国に一斉発送する。地元の酒屋やデパートにも出回らず、入手困難なため、SNSでは「幻のお酒」とも呼ばれている。
雪中酒の発送作業は、30人ほどで行う重労働。一つ一つの発泡スチロールの箱に、日本酒と雪を詰めて梱包する様子は夏の恒例イベントのようになり、メディアでも取り上げられている。
今年は3500本限定で、7月2日現在で残り約1000本。涼を届けてくれる日本酒をゲットできるか!?