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「みどりのラー油」が「おもてなしセレクション」2年連続最高金賞 震災復興を願い新潟伝統野菜から誕生

 創業100年を超える新潟県小千谷市の老舗へぎそば店「わたや」が販売する「みどりのラー油」が、OMOTENASHI NIPPON実行委員会(東京)が主催する「おもてなしセレクション2026」で最高金賞を受賞した。2025年に続き、2年連続での最高金賞となる。

 「おもてなしセレクション」は、日本ならではの優れた商品やサービスを世界へ発信するアワード。日本文化や伝統を生かした独自性や品質などを基準に審査する。2026年第1期では、数ある受賞商品の中から、特に評価の高かったわずか7商品・サービスが最高金賞に選ばれている。

 「みどりのラー油」(税込み907円)の最大の特徴は、その鮮やかな緑色。原料には新潟県小千谷市産の伝統野菜「かぐら南蛮」のみを使用し、一般的な赤いラー油とは異なる見た目と、爽やかな辛み、豊かな香りが楽しめる。そばやうどんの薬味をはじめ、肉・魚料理、サラダなど幅広い料理のアクセントとして活用できる。

 開発の背景には、2004年の新潟県中越地震で被害を受けた農地や農家の復興を後押しする目的があった。被災で荒廃した畑で再びかぐら南蛮を栽培してもらい、その農産物を商品化することで地域産業の再生につなげようと、製法の開発や製造体制の構築に約1年を費やしたという。現在では、小千谷を代表する特産品の一つとして定着している。

 受賞に合わせ、新たな展開も決定。地元の菓子メーカー・阿部幸製菓と共同開発した「わたや みどりのラー油スナック」(同378円)が7月18日(土)に発売される。ラー油のうま辛さをイメージした軽い食感のスナックで、新潟県内の土産物店や阿部幸製菓の直売店、ECサイト、わたや各店で販売する予定という。