そろそろ年末年始の計画を立てる時期。エクスペディア(ベックストラベル・東京)が実施した「年末年始の旅行に関する意識調査」(11月6~7日実施、サンプル数400)によると、この年末年始は約半数が旅行を予定している。
同調査によると、(費用は考えずに)行きたい旅行先としては、1位から順にハワイ、アメリカ本土、オセアニア諸国という結果になった。もっとも、1月1日~10月24日の期間に検索された、12月25日~2024年1月7日の宿泊施設検索結果に基づいた調査によると、実際に検索された旅行先は、海外では台北やホノルル、ソウルなどが多かった。理想と現実は微妙に違うのかもしれない。
円安の状況が旅行するかどうかの判断や旅行先の選択に影響があったかを聞いたところ、3人に1人(35%)が「影響した」と回答した。海外旅行の費用を懸念しつつも、本当は海外旅行がしたいと思っている人もいそうだ。
そこで旅行費用について、節約派かぜいたく派かたずねてみると、交通費は9割が節約派、宿泊費も6割が節約派。一方食費は7割がぜいたく派だ。往復の交通手段や宿泊施設にお金をかけない分、現地での食事にお金をかけたい人が多いことが分かった。