社会

深刻なインフラ復旧の遅れ  能登半島地震-発災から1カ月が経過して

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 お正月に起きた能登半島地震。あの衝撃からすでに約1カ月半になるが、被災地はまだまだ苦難の中にある。日本医師会(東京)は、被災地の医療支援に取り組む安田健二石川県医師会長が被災地の現状やその思いを語った動画、「能登半島地震-発災から1カ月が経過して」を制作、公式YouTubeチャンネルに掲載している。

 動画の中で安田会長は、1カ月間断水の状態が続き、病院も避難所も、被災者を受け入れたくても受け入れられない状態が続くなど、インフラの復旧が遅れているため復興がなかなか進まない現状や、多くのスタッフが被災し、医療機関の機能がフルに発揮できない状況にあることなどを説明している。今後も息の長い支援が必要だ。main