水戸市のアダストリアみとアリーナで4月26日に開催される「令和6年春巡業 大相撲水戸場所」(大相撲水戸場所実行委員会、吉本興業・東京など主催)に、茨城県内の小中高生が無料で招待される。4月から始まる「ラーケーション(体験活動推進日)」を活用できるうれしいイベントだ。
ラーケーションは、ラーニング(学び)とバケーション(休暇)を合わせた造語。家庭や地域で体験活動をすることを目的に、年間最大5日間、登校しなくても欠席とならないという制度で、茨城県ではこの4月から導入される。そこで子どもたちにこの制度を活用して大相撲を見てもらい、改めて日本文化の発見や、その楽しみ方を体験してもらおうと無料招待を決めた。
日本の伝統文化である相撲は、日本書紀や古事記など日本神話が載っているような古い文献にも記述が残されている歴史あるスポーツ。力士の四股には邪気を静める意味があるなど、力士の作法にはさまざまな意味が込められており、テレビ観戦ではなかなか届かない情報を学べる場にもなりそうだ。
参加するのは横綱照ノ富士、大関貴景勝、幕内高安をはじめ約200人。申し込み締め切りは4月5日。大相撲水戸場所茨城県内小中高生無料ご招待専用フォームから受け付けている。