“7割超がうどん派”という四国の存在があるからか、近畿以西はうどん派が圧倒的。LINEリサーチ(LINEヤフー・東京)が行った「そば・うどんに関する調査」では、全体でもそば派が43%、うどん派が55%と、後者に軍配が上がっている。
全国の15歳~64歳を対象に、3月28日~4月1日に調査し、5255サンプルをまとめた結果。男女別に見ると、男性はそば派52%、うどん派46%でややそば派が多い。女性は逆で、そば派34%、うどん派65%。年代別に見ると、うどん派は若い年代ほど割合が高く、10代では7割超、20代でも6割超。一方そば派は、年代が上がるほど割合が高くなる傾向にあり、50~60代では5割を超えている。そしてエリア別で見ると、北海道・東北・関東・中部では両者拮抗(きっこう)している。近畿以西の西日本では前述の通りうどん派が多い。
それぞれを好きな理由も聞いた。「そば」を選んだ人の多くは「麺の風味や香りが好きだから」、「ヘルシーだから」、「栄養素が豊富だから」など。「うどん」を選んだ人は、「麺の食感が好きだから」という人が過半数を占めた。