東京都八王子市の帝京大八王子キャンパス小ホールで2023年12月2日午後1時から、「不登校の理解と支援」をテーマにした「第15回帝京大学教職大学院フォーラム」が開かれる。参加無料。
帝京大大学院教職研究科の主催。同科は日ごろの教育実践や研究成果を広く公開するため毎年「フォーラム」を開いている。 2022年度の小中学生不登校児童・生徒数は前年度比5万4108人(22.1%)増の29万9048人。過去最多で10年連続で増加していることから、不登校問題を今回取り上げた。
フォーラムでは、伊藤美奈子・奈良女子大教授が「不登校の現状と“教育機会確保法”を踏まえた不登校への多様な支援」について基調講演するほか、「支援現場からみた不登校の現状と理解、具体的な支援のあり方・課題」をテーマに、伊藤美奈子・奈良女子大教授や前田浩・東京都世田谷区立世田谷中学校統括校長、山本勝敏・東京都多摩市教育委員会教育部参事、小児科医の藤井靖史・帝京大教職研究科教授のパネリストが議論するパネルディスカッションなどが行われる。コーディネーターを前島正明・帝京大教職研究科准教授が務める。
申し込み方法など詳細は帝京大ホームページのイベント欄。申込締め切りは11月26日。