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「ホームホスピス和ははの家」が兵庫県小野市にオープン メットライフ生命保険と日本財団が支援

「家で看取る」文化を広めるため、「家らしさ」を追求した空間

 

 メットライフ生命保険(東京都千代田区)と日本財団(東京都港区)が支援する高齢者向けホームホスピス「メットライフ財団支援 ホームホスピス 和ははの家」が兵庫県小野市にオープンした。施設の運営は、和はは(兵庫県加東市)が担う。

 スーパーマーケットだった建物を改築し、「家で見とる」文化を広めたいとして、京都のデザイナーが「家らしさ」を追求し設計した。訪問看護と訪問介護機能を併設、24時間の緊急体制を整えており、重度の医療的ケアが必要な人でも安心して過ごすことができる、としている。

 また、周辺の住民が気軽に立ち寄って健康相談ができる「暮らしの保健室」を施設内に設置したほか、「出張暮らしの保健室」として、デイサービスや地域のサロン活動に参加し、健康アドバイスを提供する。

 「和ははの家」は、メットライフ財団と日本財団による「高齢者・子どもの豊かな居場所プログラム」によって設置された高齢者施設で、今回で七つ目となる。