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栃木県内最古の酒蔵が「蔵開き(見学会)」を開催 日本酒好きにはたまらない2日間がやってくる

昨年の見学会の様子

 栃木県佐野市にある、創業350周年を迎えた県内最古の酒蔵「第一酒造」が、「蔵開き(酒蔵見学会)2025」を3月15日(土)、16日(日)の2日間開催する。

 2024年暮れに、「伝統的酒造り」がユネスコ世界無形文化遺産に登録(記載)されたこともあって、ますます人気が高まっている日本酒の世界。そんな中で行われている「第一酒造」の酒蔵見学会は、今回で29回目の開催となる。

 来場者は、まずは精米から始まる酒造りの全工程を、下野杜氏(とうじ)による案内を聞きながら見学。通常は見学不可の酒蔵内も見ることができる。当日限定しぼりたてなど数種類の日本酒の試飲や販売も行う。15日の開会時には鏡開きも開催。さらには、新米酒かす詰め放題や無料抽選会も実施する。また、甘酒カフェもオープン。ノンアルコールなので子どもたちやドライバーの人も安心だ。

 両日とも10時~15時開催。入場無料、予約不要なので、1人でも気軽に参加できる。まさに、酒造りを“見て・飲んで・楽しむ”イベントとなっている。JR佐野駅から臨時送迎バスも運行する。

 「蔵開き(酒蔵見学会)2025」に参加して、あなたも、酒造りが真っただ中のこの時期だからこその酒蔵の香りや空気を感じてみよう。