ライフスタイル

いつもと違う状況で災害が発生したら? コンサートの途中で避難訓練を行う防災フェア開催

 

 防災用品や食品のローリングストックを点検するなど、9月1日の防災の日を前に非常時の再確認をする人は多い。通勤や通学途中で災害が起きたら、という想定にも、家族で避難場所や連絡方法などを話し合う。でも、実際の災害時には、たまたまいつもと違う場所で違うことをしている、という可能性ももちろんある。例えばコンサート会場。「好きな音楽を聴いていたら突然地震が!」などという時はどう行動するのが正解なのだろうか。埼玉県ふじみ野市では、9月20日(土)にふじみ野ステラ・ウェストで開催する防災フェアで、「第1回ふじみ野ステラ・ウェスト避難訓練コンサート」を実施する。コンサートの途中に避難訓練を取り入れる初の試み。

 出演するのは入間東部地区事務組合消防音楽隊。音楽を楽しみながら、災害発生時に落ち着いて行動するための流れやポイントを学ぶことができる。どういうタイミングでどんな災害が起きるか分からないのが現実。体験は記憶に残りやすく、いざという時に役立つ貴重な知識が得られる。申し込み順で、定員は300人。参加費は無料。ウェブフォーム、ステラ・ウェスト、ステラ・イースト窓口で申し込みを受け付けている。