暑さで食欲が落ちがちな時でも、これなら無理なく栄養をとれそうだ。メディパルホールディングスの子会社・MP五協フード&ケミカル(大阪市)は、1カップ90ミリリットルあたり10グラムのタンパク質と各種栄養素を配合した「リッチな栄養アイス トモニ」の一般販売を始めた。味はバニラ、豆乳、あずきの3種類。
「トモニ」は、同社グループの社内ビジネスコンテスト「ZERO ONE」で第1回最優秀賞を獲得したアイデアから誕生した商品。応援購入サービス「Makuake」での先行販売を通じて市場性を検証し、今回の正式発売に至った。
背景には、国内で深刻化する「低栄養」の問題がある。厚生労働省の調査では、現在、国内の入院患者数は約117万人にのぼり、そのうち若年層の14.5%、高齢者の42.0%が低栄養リスクを抱え、65歳以上の高齢者の約19.5%が「低栄養傾向」と報告されている。栄養不足は、加齢による心身の衰えである「フレイル」や、運動機能が低下する「ロコモティブシンドローム」の一因とも指摘されており、日常的な栄養補給の重要性が高まっている。
同社はこうした課題に対し、「食べやすさ」と「栄養価」を両立したアイスという形でアプローチ。口どけの良いラクトアイスに、タンパク質10グラムのほか、ビタミンD、亜鉛、カルシウムなどを配合。食欲がない時でも喉を通りやすく、自然な風味となめらかな食感を実現した。
商品名「トモニ」には、栄養を必要とする人と、その家族や友人が“ともに”同じアイスを楽しみ、食卓を囲む時間を共有してほしいという願いを込めているという。税込み価格は6個入り3980円、12個入り5980円。公式ショップ、ヤマダモール、Amazonで販売され、Amazonでは6月21日(日)まで特別価格で提供される。








