都心から約1時30分。1987年の開業以来、海と山に囲まれた自然豊かな葉山で人気を博している「葉山ホテル音羽ノ森」が、2023年11月10日(金)にリニューアルオープン! 内覧会に訪れた筆者が、全室オーシャンビューのクラシカルでラグジュアリーな新「葉山ホテル音羽ノ森」をレポートします。
「葉山ホテル音羽ノ森」ってどんなホテル?
「葉山ホテル音羽ノ森」は、“日常に刻まれる絶景”を愉しむクラシックホテル。故マイケル・ジャクソンをはじめ、各界の著名人など多くのセレブリティも利用してきた歴史あるホテルです。またSNSでは、青いパラソルが印象的なフレンチレストランが話題に。記念日や誕生日など、特別な日に利用している様子が多く発信されていました。
そんな中、施設の老朽化と時代のニーズに対応するため、惜しまれながらも2022年2月に休館。今日に至るまで大規模リニューアルが実施され、2023年11月に新生「葉山ホテル音羽ノ森」としてオープンします!
リニューアルの前も後も長者ヶ崎の高台に佇み、相模湾を望む圧巻のスパや客室、産直の魚介を使ったオーベルジュスタイルのレストランなど、葉山の魅力がつまりにつまった魅力あふれるホテルなんですよ。
アクセスは?
「葉山ホテル音羽ノ森」があるのは、夏は海水浴客で大いににぎわう一色海岸や、県立葉山公園よりももっと先の長者ヶ崎エリア。ホテル名に葉山と入っていますが、厳密には横須賀市に位置しています。各線逗子駅から歩けないこともないですが、電車の最寄り駅となるJR逗子駅、京急逗子・葉山駅から向かう場合はバスやタクシーを利用するのが賢明です。
筆者はタクシーを利用して向かいましたが、長年このエリアでドライバーをしているという運転手に行き先を告げると、「音羽ノ森ついにオープンするのかい!? それは嬉しい。よかったよかった」と笑顔で思い出話を披露してくれました。地元の人からも深く愛され、誇られているホテルだと早くも実感!
■車の場合
横浜横須賀道路 逗子ICから「逗葉新道」経由で約15分
■電車の場合
・JR横須賀線「逗子駅」から東口2番乗場発バスで
「長者ヶ崎」まで約20分、「長者ヶ崎」より徒歩で約3分
・JR横須賀線「逗子駅」からタクシーで約15分
・京浜急行逗子線「逗子・葉山駅」から南口1番乗場発バスで
「長者ヶ崎」まで約17分、「長者ヶ崎」より徒歩で約3分
・京浜急行逗子線「逗子・葉山駅」からタクシーで約13分
※逗子・葉山駅にはタクシー乗り場がありません。JR逗子駅のタクシー乗り場をご利用ください。
相模湾を望む、圧巻の絶景ロケーション
エントランス
ホテルに足を踏み入れる前のエントランス時点で、これから広がる絶景を予感させます。
ロビー
ニューアル前の面影や、南フランスのエッセンスを感じられる空間
ロビーは、窓の外に広がる相模湾の青と、ハイセンスなインテリアに思わずうっとり。アーチ形の大きな窓や床の大理石、豪華なシャンデリアも相まって、まるで南フランスに訪れたかのようです!
インテリアはリニューアル前に使用していたものを再利用しているため、当時の面影も重なり、温もりを感じられます。
ラウンジ
滞在中の一部時間帯はフリーフローでドリンクを楽しめる!
ロビー左側には、これまた贅沢なバーラウンジが。アルコールからノンアルコールまでさまざまなメニューが用意されています。なかでも葉山の海をイメージしたカクテル「葉山ビーチ」は飲むべき一杯!
バーラウンジの一部メニューは、滞在中、なんとフリーフローでいただくことができます。また、このあと紹介するスパ利用時にはプールサイドで味わうこともできちゃうんですよ。
シグネチャーカクテル「葉山ビーチ」は21時~23時のバータイム限定! 1杯1300円(税込)
スパ「Infinity SPA BLUE LAGOON」
人工温泉のインフィニティプール
ロビー&ラウンジ空間の先に広がる外のエリアには、テラスとスパエリアがあります。水平線に溶け込むようなインフィニティプールに入りながら、朝陽や夕焼け、マジックアワーをまったり眺める時間はまさに至福のひととき! ドリンクを片手にソファに寝そべるのもいいですね。
全室オーシャンスパ!15室しかないラグジュアリーな客室
気になる客室は、全10タイプで15室の用意。全室相模湾が見渡せるオーシャンビューバスつきで、贅沢なホテルステイを堪能できます。
設備やアメニティ、ドリンクは全室共通
全室共通、アメニティ類の一部
冷蔵庫に用意された豊富な品揃えのドリンク
「シモンズ」のベッドや、各種動画配信サービスが観られる(自分のアカウントでログインが必要)テレビなどの設備、「アクア ディ パルマ」のバスアメニティ、「B.A スキンケア」シリーズのキットなど、アメニティ類も全室共通です。
客室内の冷蔵庫には地元のクラフトビール醸造所「ブリュースターズヨットクラブ葉山ブリューイング」とのコラボで作られたオリジナルビールが用意され、追加料金なしで飲むことができます♬
スーペリアスイート
スーペリアスイート 44平米
全15室のうち、2室用意された「スーペリアスイート」。客室の中では最もコンパクトながら、44平米の広さがあります。部屋は快適性が追及され、二人掛けのソファーやのんびりつかれるバスタブから外の景色を眺められます。
デラックススイート
デラックススイート 66平米
部屋タイプの中で最も多い、4室展開の「デラックススイート」。海の水面をイメージしたカウンターテーブルと、真っ白で可愛い窓枠が設置されているのが特徴です。
デラックスバルコニースイート
デラックスバルコニースイート 66平米+12平米のバルコニー
縦長の居室から海へのつながりを感じられるタイプ。広々としたバルコニーでは食事を楽しめるようテーブルセットが用意されています。バスタブエリアともドア1枚で隣り合っています。
デラックスジャグジースイート
デラックスジャグジースイート 66平米+バルコニー 14平米
屋外バルコニーにジャグジーが設置されています。条件がよければジャグジーにつかりながら富士山を眺められます。次に紹介する部屋「デラックスプールスイート」と隣り合っていて、コネクティング対応が可能です。
デラックスプールスイート
デラックスプールスイート 69平米+バルコニー16平米
長さ5.5メートル、水深1.1メートルの屋外プライベートが超リッチ! オーシャンビューと山の緑を間近に感じながら贅沢なひと時を過ごせます。「デラックスジャグジースイート」と隣り合っているため、コネクティング対応が可能です。
コーナージャグジースイート
コーナージャグジースイート 57平米+バルコニー33平米
2階の角部屋に位置。ジャグジーやテーブルセットのあるバルコニーからは、富士山から箱根、伊豆の大パノラマを眺められます。ダイナミックな景色に思わず拍手!
メゾネットスイート
メゾネットスイート 73平米+バルコニー18平米
上下階に分かれた角部屋。一面ガラス張りで、どこにいても海を眺められます。上がリビング、下がベッドルームやバスルームエリアなっています。
ルーフトップテラスバルコニー
ルーフトップテラスバルコニー 87平米+バルコニー 40平米
ホテルの最上階に位置し、開放感抜群のバルコニーには40平米の大きな水盤テラスが備え付けられています。バスルームは三面スライド引き戸により半露天にすることができ、海風を感じながらのバスタイムを満喫できます。
OTOWAスイート
OTOWAスイート 106平米+バルコニー33平米
「葉山ホテル音羽ノ森」で一番広い、最上階角部屋。ガラス一面に広がるオーシャンビューの景色は圧巻。左手に三浦半島、正面に伊豆半島、そして右手には富士山や箱根連山と、180度の大パノラマが広がっています。
ドッグフレンドリースイート
ドッグフレンドリースイート 80平米+バルコニー 21平米
愛犬と過ごせる部屋も! 愛犬用バスルームやグルーミング台、クローゼットなど、わんちゃんのための設備や備品が盛りだくさんです。
レストランはホテル内に2つ
レストランは、フレンチと鉄板焼きのふたつをかまえています。どちらも長年に渡って「葉山ホテル音羽ノ森」の総料理長を務める田原シェフが、旬の食材を使用しながら、“葉山ならではの食体験”を提供します。
地元葉山の食材をふんだんに取り入れたフレンチ
フレンチレストランは、葉山牛、三浦野菜など、地元葉山の食材をふんだんに取り入れたメニューを展開。アラカルトの用意はなく、朝夕ともにコースのみです。絶景ロケーションの中いただく絶品料理は、記憶に残ることでしょう。
なお朝食は、洋食セットメニューを用意。天気がよければバルコニーがある部屋に限り、バルコニーで食べることもできます。
ライブ感も楽しめる鉄板焼き
鉄板焼きでは、相模湾でとれた鮑や伊勢海老などの食材をいただけます。シェフが目の前で調理してくれるライブ感も相まって、おいしさは倍増です。
一度は泊まりたい、限りなく贅沢できる「葉山ホテル音羽ノ森」
空間、景色、食……。どこをとっても贅沢極まりない新生「葉山ホテル音羽ノ森」。葉山の海と山、神奈川の絶景・絶品が詰まった素晴らしいホテルです。誕生日や記念日、両親へのプレゼントなど、特別な日の選択肢にどうぞ。
葉山ホテル音羽ノ森
住所:〒240-0105 神奈川県横須賀市秋谷5596-1
電話:046-857-0108
料金:59,937円~/人 <1室2名利用時 夕・朝食付き、消費税込>
※料金は2023年11月9日時点、ホテル公式ホームページにおける金額
公式サイト:https://otowanomori.jp/
TABIZINE
TABIZINE(タビジン)は旅と自由をテーマにしたライフスタイル系メディアです。
旅の情報や世界中の小ネタを通して、旅に行きたくてたまらなくなる情報や、
日常に旅心をもてるようなライフスタイルを提案します。