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「サステナブルな海外旅行」 列車移動や氷河の視察など 、SDGsへの理解も深まる旅

 海に囲まれた日本から他国への空の旅は、どうしてもカーボンフットプリントが気になる。でも行きたい。ならばせめて行った先の移動を列車にすれば、飛行機を使うよりかなりこれを削減できる。阪急交通社(大阪市)には、SDGsの目標達成と持続可能な社会の実現に向けた「サステナブルな海外旅行」が5コースある。

スイス氷河(イメージ)
スイスの氷河(イメージ)

 2015年に国連サミットで採択されたSDGsは、2030年までに17分野で社会課題の解決を目指す世界共通の目標。これを観光の分野で具体的に目指すのがサステナブルツーリズムだ。そこで、SDGsの達成度の高いフィンランドやスウェーデンなどを旅先に選定。CO2排出の少ない、環境に配慮した交通機関や、環境認証されたホテルやレストランを利用し、食事は地産地消のもの。スイスでは地球温暖化の影響で後退を続ける氷河を視察、ドイツやオーストリアでは環境認証ホテルに宿泊する。美しい自然景観や食を楽しみながら、SDGsへの理解を深めることができる旅になっている。ツアーの詳細、申し込みは阪急交通社公式サイトのSDGs海外旅行特集から。