競輪のWTミッドナイトG3は7月16日から3日間、長崎県の佐世保競輪場で行われる。ミッドナイトでは初のG3となる記念すべき大会で、平原康多(埼玉)が不動の本命だ。
昨年来のけが、病気などで不振が続いたが、5月のいわき平競輪場で開催された日本選手権を制覇し、S班返り咲きを決めた。出場メンバーを見る限り、力関係は明らかで、実績通りの走りを期待していい。ミッドナイトは7車立てで、レース展開に紛れが少ないのも有利に働く。スピード上位の雨谷一樹(栃木)山口多聞(埼玉)らを目標に、関東の大将格らしさを見せよう。
対抗には松本貴治(愛媛)を挙げる。立ち回りのうまさで5割近い連対率を誇り、一発の魅力を秘める。中井俊亮(奈良)は直近のいわき平F1を完全優勝と好調。上位進出も十分に可能性はある。
佐々木龍(神奈川)柴崎淳(三重)岩谷拓磨(福岡)も軽視できない。
※7月12日現在の出場予定選手に基づく記事です。