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ラグビーファンの応援スタイルとは? 他のスポーツと異なる傾向が明らかに

 ワールドカップでの日本代表の活躍によって、着実にファンが増えているといわれるラグビー。JCOM(東京)がビッグデータを活用し、ラグビー中継番組の視聴者の傾向や国内最高峰のラグビーリーグ「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」(ジャパンラグビー リーグワン)ディビジョン1に所属するチームのファンについて都道府県別分布を分析したところ、ラグビーファンの応援スタイルの傾向は、他のスポーツのファンとやや異なっている実態が明らかになった。2022年~2024年にCS放送されたラグビーリーグワンのテレビ視聴履歴データを使用した。

 同社が独自のアルゴリズムを用いて、試合を視聴した人が「単独チーム」と「複数チーム」のどちらを応援しているのかをラグビーと野球とで判定したところ、複数チームを応援する割合は、野球ファンの9.4%に対して、ラグビーファンは64.6%という結果に。プロ野球では、昔は子どもが好きなもののたとえとして「巨人、大鵬、卵焼き」と言われたほか、関西地方では阪神が根強い人気を保つなど、特定のチームを応援するのが一般的なスタイルだが、ラグビーは異なっているようだ。

 他方、ディビジョン1に所属するチームのファンを都道府県別に見てみたところ、地元ファンからのチーム支持の様子がうかがえるなど、地域に根差したチーム作りが行われているようだ。