雲ひとつない青空の下、雪化粧をした富士山がくっきりと顔を出す。風もなく絶好のサッカー日和。年末の風物詩として親しまれ、今回で39回目を迎えた「全国少年少女草サッカー大会」(日本サッカー協会など主催、第一三共ヘルスケア協賛)だ。全国各地、さらには海外も含めた120チーム、総勢約2000人のサッカー少年・少女がサッカー王国、静岡の地で熱戦を繰り広げた。
2025年12月20~21日にかけて行われたのは「男子・プレミアカップ」と「女子・プリンセスカップ」。それぞれ24チームが参加し、ハイレベルな戦いが相次いだ。
72チームが参加した男子の「プリンスカップ」は26日から3日間の日程で行われ、激戦を勝ち抜いたチームによる決勝戦が28日、静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で行われた。
▽「未来の日本代表」がハッスルプレー
サッカーのJリーグ・清水エスパルスのホームスタジアムは、サッカー好きの子どもたち憧れのピッチ。寒さを吹き飛ばす「未来の日本代表」たちのハッスルプレーに、スタンドからは大きな声援が送られた。
プリンスカップは72チームが24チームずつ3つのブロックに分かれて優勝を争った。トーナメント戦の結果、オレンジカップは川崎ウィングスFC(神奈川県)が、ブルーカップはALA裾野(静岡県)、グリーンカップはFC.Arbol(神奈川県)が、それぞれ優勝。表彰式では、静岡市の大石貴生副市長や大会スポンサーである第一三共ヘルスケアの内田高広社長らプレゼンターから表彰状や優勝カップなどが贈られ、子どもたちは誇らしげな笑顔を浮かべた。

▽第一三共ヘルスケアのブースが人気
ピッチ上の熱戦もさることながら、会場の一角に設置された第一三共ヘルスケアのブースには子どもたちや保護者が集まり賑わいを見せた。
スポーツにケガはつきものだが、子どものうちから自分の体をケアし、健康に留意する意識は欠かせない。ブース内では、同社が展開する楽しみながら“セルフケア力”を確認できるWebコンテンツ「セルフケア検定」を模したクイズコーナーが設けられ、参加者はクイズに挑戦すると同社の製品サンプルなどがプレゼントされた。

また、チームメイトらと記念撮影できる特設パネルも用意され、大会の思い出を残すフォトスポットとしても人気を集めた。


▽エスパルスとコラボ
さらに、子どもたちが歓声をあげていたのが、地元・清水エスパルスとのコラボ企画「選手からの挑戦状!すごワザチャレンジ」だ。大会開催に先立ち、エスパルスの吉田豊選手、高木践選手の両選手が動画で披露したボールリフティングに子どもたちが挑戦。動画内で初級、中級、上級ごとに披露された「ワザのコツ」を学ぶほか、送られてきた動画を見た選手にアドバイスをもらうという、デジタル時代ならではの“交流”もみられた。
閉会式後、第一三共ヘルスケアの内田社長は「素晴らしいコンディションのもとで試合が行われてよかった。この中から1人でも多くのJリーガーが出てきてくれたらうれしい」と期待を寄せるとともに「子どもたちの輝かしい未来と挑戦を支援していきたい」と抱負を述べた。
かつて、このサッカー大会に出場した経験を持つ子どもたちが、日本代表やJリーガーの選手として羽ばたいた例も少なくない。勝敗だけではなく、この大会で得た経験は子どもたちにとってかけがえのない財産になったはずだ。










