今年注目の贈り物を「日本ギフト大賞2017」でチェック! 自分へのギフトにしたい “プレミアム”な品物があるかも

 いよいよ本格的な暑さが到来。“夏のギフト”の季節がやってきました。

 「それってお中元でしょ。私には関係ない」っていま思ったあなた、それはちょっと違うかも。儀礼的なお中元・お歳暮、いわゆる「フォーマルギフト」のほかに、いま“夏のギフト”として注目されているのは、個人的なイベントや自分へのご褒美用の「カジュアルギフト」。

 じゃあ質問です。あなたが最近贈り物をした相手は、誰ですか? 共同通信社が行った生活者向け調査では、最も多かった答は「自分」で27%。そう、「親」(21%)や「友人」(15%)をおさえて「自分」がトップだったのです(調査対象はJ:COMインタラクTV利用者で有効回答数は432人)。ちなみに、4位以下は「子ども」(8%)、「兄弟姉妹」(8%)、「夫・妻」(7%)と続いています。

 もともと英語の“gift(ギフト)”には、(神から贈られた)「才能」という意味もあるように、上位の人から下位の人への贈り物、あるいは値打ちのある物というニュアンスも含まれます。“present(プレゼント)”と比べると改まった表現といえるでしょうか。日本の「ギフト」は「ご進物」「贈答品」とも言われ、英語とは逆に目上の人や上司に贈ることが多いですが、改まった感じがする点では共通していますね。

 では、なぜいまギフトが自分への贈り物として注目されているのでしょうか。その理由のひとつとして、ギフトと呼ばれる品には上質感やプレミアム感をただよわせた物が多いことが挙げられます。選び抜かれた上質な品物や、ギフトならではの限定品は、お世話になった人のみならず、自分への贈り物としても魅力的というわけです。

  「なるほど、自分に贈るギフトかぁ。ちょっといいかも」と気になり始めましたか? でも、お中元・お歳暮といった独自のギフト文化を築き上げてきた日本はいわばギフト大国。あまりにも多くのギフト商品があって、どれがいいか選ぶのに困ってしまうかもしれませんね。そんな時に参考にしたいのが2015年からスタートした「日本ギフト大賞」。各界を代表する著名な選考委員22人と全国の新聞社が、「独自性」「創造性」「社会性」という視点から高く評価された商品・サービスの中から選出し、年に一度表彰している賞です。

 その仕組みは、まず各県から毎年一つ優秀な商品が選び出され、都道府県賞を受賞します。いわば各都道府県の最優秀賞です。さらにその47の商品の中から選びに選んだものが「ふるさとギフト最高賞」の栄誉に輝くのです。

日本ギフト大賞2017 ふるさとギフト最高賞を受賞した「宮崎キャビア1983Premium」。
日本ギフト大賞2017 ふるさとギフト最高賞を受賞した「宮崎キャビア1983Premium」。

 2017年度に最高賞を受賞したのは、宮崎県から選出された「宮崎キャビア1983Premium」(ジャパンキャビア株式会社・有限会社ティーネットプロ)でした。養殖したシロチョウザメから取り出したばかりのフレッシュな魚卵を、岩塩のみで薄く味付けを行い、味わいを最大限に引き出す時期まで熟成させて完成させた国産キャビアです。多くの輸入キャビアで行われている保存期間を伸ばすための「低温殺菌」「高塩分処理」を行わないため、風味の消失を最小限に抑え、「キャビア本来の味をそのまま味わえる」と評判です。一流シェフもその味・香りを賞賛してやまない逸品ですから、一度は食べてみたいものですね。

日本ギフト大賞2017 都道府県賞を受賞した「吾左衛門鮓」(鳥取県)。
日本ギフト大賞2017 都道府県賞を受賞した「吾左衛門鮓」(鳥取県)。

 今年、都道府県賞に選ばれたギフトを見てみると、定番ともいえる肉などの食材、お菓子、フルーツのほかに目をひいたのがお寿司と刺身です。「元祖 焼き鯖寿司」(福井県)、「吾左衛門鮓」(鳥取県)、「のどぐろ寿し」(鳥取県)、「浜名湖うなぎの刺身」(静岡県)、「とらふく刺身 古式2枚引き・楽舎盛り」(山口県)、「ウマすぎ馬刺しセット梅」(熊本県)を見ていると、暑い夏でも箸が、ビールが進みそうです! 

 

日本ギフト大賞2017 都道府県賞を受賞した「とらふく刺身 古式2枚引き・楽舎盛り」(山口県)。
日本ギフト大賞2017 都道府県賞を受賞した「とらふく刺身 古式2枚引き・楽舎盛り」(山口県)。

 日本ギフト大賞には各都道府県賞のほかに、「プレミアムギフト賞」や「話題賞」、「伝統文化ギフト賞」、「伝統工芸ギフト賞」、「子育て応援ギフト賞」、「感動ギフト賞」などの特別賞が設けられています。このうち自分への贈り物にも良さそうなのは、プレミアムギフト賞でしょうか。2017年に選ばれたのは、「大間の本マグロ・大トロ」(魚忠)、「ハム・ソーセージギフト」(日本ハム)、「『煎』パーソナルドリップコーヒーギフト」(味の素ゼネラルフーヅ)、そして「ザ・プレミアム・モルツ」(サントリービール)です。

 なかでも「ザ・プレミアム・モルツ」は3年連続の受賞で、その名のとおりプレミアムなギフトとして定着してきた感があります。2017年のお中元シーズン用ギフトも品揃えが豊富ですが、「カジュアルギフト」としてまず注目したいのが数量限定発売の新幹線デザイン缶アソートセットです。昨年発売して好評だった新幹線デザイン缶26種類の中から、投票によって選ばれた上位デザイン5種類と、JR東日本で現在実施している「新幹線YEAR2017」キャンペーンのオリジナルデザイン缶を内包した〈ベストセレクション〉が、7月25日(火)に全国で数量限定新発売されるんです。また、お盆の“手土産”需要に向け、8月1日(火)から「~ザ・プレミアム・モルツ~ マスターズドリームお盆6瓶セット」も全国で数量限定新発売されます。こちらは、サマーギフト限定の「~ザ・プレミアム・モルツ~ マスターズドリーム〈無濾過〉」が含まれているのがビール好きには見逃せません。自分に“手土産”しちゃいましょう。

“自分買い”にぴったりの「ザ・プレミアム・モルツ 新幹線デザイン缶アソートセット〈ベストセレクション〉」(写真左)と、「~ザ・プレミアム・モルツ~ マスターズドリームお盆6瓶セット」(写真右)。
“自分買い”にぴったりの「ザ・プレミアム・モルツ 新幹線デザイン缶アソートセット〈ベストセレクション〉」(写真左)と、「~ザ・プレミアム・モルツ~ マスターズドリームお盆6瓶セット」(写真右)。

 もちろん、「フォーマルギフト」を自分への贈り物にするのも“あり”だと思います。ちょっと飲みたいときにちょうどいいのが、ミニ缶(250ml)15本入りの「ザ・プレミアム・モルツ小(こ)もてなしセット」。ギフト限定テイストを存分に味わいたいなら、「~ザ・プレミアム・モルツ~ マスターズドリーム〈無濾過〉」や「ザ・プレミアム・モルツ 〈香る〉エール芳醇」が入った各種セットがいいでしょう。缶のデザインにこだわる方なら、「天然水の森 オリジナルイラストセット」や、切り絵画家久保修による花火柄の「2017サマーデザインセット」といったデザイン缶プレモルも用意されています。

フォーマルギフト」にも自分へのギフトにしたいものが。左から「ザ・プレミアム・モルツ 夏の特選6種 プレミアムセット」、「ザ・プレミアム・モルツ『天然水の森』オリジナル イラストセット」、「ザ・プレミアム・モルツ 小(こ)もてなしセット」。
フォーマルギフト」にも自分へのギフトにしたいものが。左から「ザ・プレミアム・モルツ 夏の特選6種 プレミアムセット」、「ザ・プレミアム・モルツ『天然水の森』オリジナル イラストセット」、「ザ・プレミアム・モルツ 小(こ)もてなしセット」。

 「ギフト」だからって自分に贈るのをためらう必要はありません。むしろ、「ギフト」だからこそ、自分への贈り物として間違いのない逸品が選べるはずですよ。