かわいい「シナモロール」デザインも  城南信金、新バンキングアプリ始める

シナモロールのぬいぐるみも置かれている城南信金本店の窓口
シナモロールのぬいぐるみも置かれている城南信金本店の窓口

 
 東京都と神奈川県が営業基盤の城南信用金庫(本店・東京都品川区、川本恭治理事長)が1月23日から、預金者がいつでもどこでも、スマホから預金残高や入出金などを簡単にチェックできる、個人向けバンキングアプリの運用を始めた。
 アプリ利用者の特典として、同金庫のイメージキャラクターになっているサンリオの「シナモロール」デザインのアプリ画面やキャッシュカードも用意。一般的な「シンプル」デザインと合わせ2種類から、好きな方を選べる(キャッシュカードは新規発行時のみ)。若者やファミリー層など、ネット世代にも身近に利用してもらえるよう、「便利なだけではなく、親しみやすく、かわいいデザインも使える」(同金庫)ようにした。

城南信金本店(東京都品川区)
城南信金本店(東京都品川区)

口座開設15歳から

 アプリはスマートフォン専用で、iPhoneはApp Storeから、AndroidはPlayストアからそれぞれ無料でダウンロードできる。キャッシュカードの暗証番号を入力して、利用登録する。カードを持っていない預金者や「新規のお客様も、アプリを使って、カード発行や普通預金口座の開設手続きができる」という。
 このうち口座開設は「ご来店不要」で、店舗の窓口へ印鑑を持参する必要もない。運転免許証かマイナンバーカードがあれば、15歳から申し込みできる。紙の通帳は発行せず、「口座を開設したお客様は、アプリ画面とキャッシュカードのデザインをシナモロール、シンプルの2種類からそれぞれ選択できる」といい、学生さんがアルバイト代の振込用に、シナモロール仕様の口座を設けるようなシーンも想定される。シナモロールのデザインはアプリ利用者限定で、店舗に出向いても発行されないので注意が必要。
 ちなみに、シナモロールはデビュー20周年を迎えた2022年の4月から、城南信用金庫のイメージキャラクターに“就任”。同年まで3年連続で「サンリオキャラクター⼤賞」第1位の人気を誇る。同金庫のシナモロールはシルクハットに社章の梅のマークがあしらわれている。

シナモロールデザインのアプリ画面
シナモロールデザインのアプリ画面

残高照会など対応

 アプリは当面、預金残高の照会など「参照系」といわれるサービス提供が中心になる。同金庫によると、「インターネットバンキングで使われている機能の8割は残高照会と入出金明細の確認。また、コールセンターへの問い合わせも、残高照会や入出金明細に関するものが3~4割を占めている」という。
 このほか、通常のスーパー定期の金利のほかに最高100万円が当たる同金庫の人気懸賞金付き定期預金「スーパードリーム」の抽選結果(5、10月の年2回)や満期になった積立などもチェックできる。同金庫の複数店舗に口座を持っている人は、どの口座でも利用できる。一方で、「すでに(同金庫の)キャッシュカードをお持ちの方であれば、アプリに登録後の10年間分の履歴を閲覧できる」という。

法人向けサービスも開始へ

 さらに同金庫は26年までに、サービス範囲を定期預金の作成・解約などへ拡充し、営業店での個人向けのサービスの手続きは全面的にアプリでカバーできるようにしていく計画。
 これとは別に、事業先向けのバンキングアプリも承認され次第、サービスを開始する予定だ。個人向けと同様、事業先向けも当初は「参照系」サービスから始める。ユーザーの利便性を考慮し、1口座につき、代表者と代表者が許可した5人まで計6人が利用できる。
 バンキングアプリの利用により、同金庫では、新規口座開設時の本人確認など事務作業にかかる時間が大幅に短縮される。同金庫は26年1月までに、新規を含め約20万人のアプリ利用を見込んでおり、「アプリで効率化される労力を、お客様とのコミュニケーションが不可欠な相談業務などに振り向け、業務の質を向上させていきたい」としている。

【利用方法・お客様サポート】
WEB検索は「城南バンキングアプリ」で。
専用コールセンター(電話0120-152-235)も利用いただけます。