男性育休に関するアンケート調査 取得を希望する男性の割合は?

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 男女参画が広がる中、男性の育児休暇取得が勧められているが、その実態はどうなのだろうか? ──エン・ジャパン(東京)はこのほど、運営する転職サイト「ミドルの転職」上で、「男性育休」についてアンケート調査を実施(3月9日~5月8日)した。対象は35歳以上のユーザー2066人。

 それによると、79%が男性の育休取得に「賛成」と回答している。世代間で大きなばらつきもなく、少し前まで男性の育休などとんでもという意識だったのが、むしろ、育休が当然視されるようになったようだ。妥当だと思う期間は「1カ月~3カ月未満」が26%で最も多くなったが、男女別で見ると、2位以下に差がみられた。2位は男性が「3カ月~6カ月」(20%)、女性が「1年以上」(20%)となるなど、まだまだ男性はワーカホリックが多い様子がうかがえる。

 一方、男性に「もしこれから子どもが生まれたら、育休を取得したいと思うか?」との答えは、89%が「取得したい」(積極的に取得したい:47%、できれば取得したい:42%)と回答。コロナ禍前の2019に行った調査より微増の結果となった。

 男性の育休取得率が低い理由を聞くと、トップが「育休を取得しづらい雰囲気がある」(61%)で、次いで「職場が人手不足」(54%)、「収入を減らしたくない」(52%)と続いた。