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テレビが見られなくても甲子園は楽しめる radiko「オーディオ高校野球」が全試合無料配信、昨夏の名勝負も

 高校野球ファンにとって夏の甲子園は毎日でも見届けたい一大イベントだ。しかし、仕事や外出などでテレビの前にいられない人も少なくない。そんな人にとって心強い存在となるのが、ラジオ配信サービス「radiko」の期間限定チャンネル「オーディオ高校野球」だ。ABCラジオ(朝日放送ラジオ・大阪市)とradiko(東京)は、第108回全国高校野球選手権大会の全試合を完全無料・完全中継で配信すると発表した。

 「オーディオ高校野球」は、全国どこからでもエリア制限なく試合を聴ける専門チャンネル。スマートフォンがあれば通勤・通学中や移動中でも試合を追いかけることができる。テレビ映像がなくても、鋭い打球音やミットに収まる捕球音、スタンドを埋める応援団の吹奏楽、そして大歓声が臨場感を生み出し、ラジオならではの想像力をかき立てる。今年は「その音、その歓声が、ドラマになる」という新たなキャッチフレーズを掲げ、音だからこそ伝わる甲子園の熱気を届ける。

 開幕前には新企画「プレイバック夏の甲子園2025」も実施。昨年大会の準々決勝から決勝まで計7試合の実況を8月2日(日)から4日(火)にかけて再配信し、名勝負の興奮を再び味わえる。大会前の予習としてはもちろん、昨夏を振り返りながら今年の大会への期待を高めるコンテンツになりそうだ。

 さらに、試合の合間にはオリジナル番組「ふるさとマイベストゲーム」を配信。朝日新聞編集委員で高校野球担当の山口史朗氏をパーソナリティーに迎え、全国各地のラジオ局アナウンサーや記者が地元の名勝負を語り合う。今年は参加局が昨年より増えて16局となり、20都道府県の高校野球史に残るゲームを紹介する予定だ。番組はポッドキャストでも配信されるほか、一部のラジオ局でも放送される。

 ABCのラジオでの高校野球中継は1952年に始まり、テレビ中継も1957年から続く長い歴史を持つ。「甲子園は清原のためにあるのか!」「日本文理の夏はまだ終わらない!」など、多くの名実況も生み出してきた。今年も経験豊富なアナウンサーによる実況と解説陣が、高校球児たちの一球一打を熱く伝えるはずだ。

 テレビで観戦できない日でも、ラジオを通じて甲子園の熱戦を楽しむことができそうだ。

「ふるさとマイベストゲーム」は参加局が16局