山崎育三郎が主演するドラマ「リエゾン-こどものこころ診療所-」(テレビ朝日系)の第7話が、3日に放送される。
本作は、児童精神科クリニックを舞台に、発達障害を抱え、さまざまな生きづらさを感じている子どもと、その家族に、自らも発達障害を抱える院長と研修医の凸凹コンビが向き合い、寄り添っていく姿を描く。
第7話では、「佐山記念総合病院」で行われた症例検討会に、遠野志保(松本穂香)が佐山卓(山崎)と共に参加する。
すると、佐山から同病院での後期研修を勧められた志保は、突然のことに戸惑う。そこは、佐山の父が経営する総合病院だった。
さらに、志保は、佐山の父が佐山を、佐山記念総合病院に新設する児童精神科の医長として迎える計画をしていることを知る。
そんなある日、クリニックへASD(自閉スペクトラム症)の少女・丸山優実(加藤柚凪)が父の浩之(三浦貴大)と共にやってくる。
優実は3カ月前に母親を交通事故で亡くしているが、浩之は、優実がそのことを理解しているのか分からないという。
そんな浩之も、慣れない子育てや妻を失った悲しみで憔悴(しょうすい)しており、佐山は同じ境遇の人たちが集まって交流する「グリーフケア」への参加を提案。
佐山は浩之に自分自身の幼い頃の経験を語り、志保は初めて佐山の過去を知る。
最終章に入り、クライマックスを迎える第7話は、ある日突然、母親を亡くした幼い子と、悲しみの渦中にありながらも、育児に奮闘する父親の苦悩が描かれる。
さらに、挫折を味わい、パニック障害に悩まされる元駅伝選手と、彼女にそっと寄り添う佐山たちの姿も描かれるなど、心を打つ内容になっている。
ドラマは、3日午後11時15分~深夜0時15分にテレビ朝日系で放送。