山崎育三郎が主演するドラマ「リエゾン-こどものこころ診療所-」(テレビ朝日系)の第3話が、3日に放送された。
本作は、郊外の児童精神科クリニックを舞台に、発達障害を抱え、さまざまな生きづらさを感じている子どもと、その家族に、自らも発達障害を抱える院長と研修医の凸凹コンビが向き合い、寄り添っていく姿を描く。(※以下、ネタバレあり)
小学校入学を目前に控えた6歳の柿崎希(沢田優乃)が、母の貴子(黒川智花)と「さやま・こどもクリニック」にやって来る。希はうまく会話ができず、一方通行で話し続ける傾向があった。
診断の結果、希がASD・自閉スペクトラム症であることを、研修医の遠野志保(松本穂香)が貴子に伝え、支援学級の話にも触れたところ、貴子は激しく動揺する。
そこで、院長の佐山卓(山崎)は、言語聴覚士の堀凛(志田未来)による療育を受けることを提案する。
放送終了後、SNS上には、「就学に向けて悩んだり、支援学級に偏見を持ってしまったりすることもリアルに描かれていた。母親の気持ちの描写が細かくて、めちゃくちゃ泣けた」「発達障害の子どもを育てているので、本当に泣ける」「良質なドラマでほっこりする。大切なわが子のために、少しずつ動き始めた家族の姿がすてきだった」などの感想が投稿された。
また、貴子がバスの中で眠った希を抱きながら、「どうかこの子がいじめられませんように。お願いします。どうかこの子をいじめないでください」と涙ながらに願うシーンに反響が集まった。
「バスの中のシーンは滝のように涙が出た」「今回は特に泣いた。バスのシーンは親の気持ちを考えてしまった」「共感しかなくて号泣。お母さんの気持ちが痛いほど伝わってきて、言葉が出ない」といった声が寄せられた。