山崎育三郎が主演するドラマ「リエゾン-こどものこころ診療所-」(テレビ朝日系)の初回が、20日に放送された。
本作は、郊外の児童精神科クリニックを舞台に、発達障害を抱え、さまざまな生きづらさを感じている子どもと、その家族に、自らも発達障害を抱える院長と研修医の凸凹コンビが向き合い、寄り添っていく姿を描く。(※以下、ネタバレあり)
郊外にある児童精神科「さやま・こどもクリニック」の院長・佐山卓(山崎)は、臨床心理士の向山和樹(栗山千明)と共に、発達障害などで心に生きづらさを抱える子どもと、その家族たちの診察を行い、向き合う日々を送っていた。
同じ頃、大学病院の小児科で研修を受けていたドジな研修医・遠野志保(松本穂香)は、重大な医療ミスにつながりかねないミスを犯したことが判明し、教授から「医者になることを諦めろ」と告げられる。
ショックでぼうぜんとする志保は、気付けばある場所へと向かっていた。そこは、幼い頃に住んでいた街にある小児科・心療内科の「りえ・こども診療所」だった。
けがをしては親に内緒で訪れて、院長の佐山りえ(風吹ジュン)に優しく対応してもらっていたのだ。ところが志保がたどり着いた先は、「さやま・こどもクリニック」になっていて…。
放送終了後、SNS上には、「丁寧に作られていて、愛があるドラマ。佐山先生と志保ちゃんが大好きになった」「凸凹を抱えた人たちが温かくてジーンとした」「わが家の日常のようで、涙が止まらなかった。何かヒントがあるかなと思うので、これからも見続けたい」などの感想が投稿された。
このほか、「発達障害について勉強になる。子どもだけじゃなくて、お母さんにも支援が必要だなと思う」「子どもも親もどっちの気持ちも分かるし、つらい。どちらが悪いわけでもないし、両者に寄り添ってくれる人がもっと増えるといいな」といった声が集まった。