大型連休に箱根近辺に遊びに行くなら、新しい施設が4月26日にオープンする。複合施設ミュージアムパーク「はこにわ」(ピエロタ・東京)だ。箱根ドールハウス美術館を含む約9500平米の敷地で、親子が夢中になれる場所だ。
子どものおもちゃ、というイメージを持つ人も多いドールハウスだが、実は大人が趣味の領域を超え、本気になって取り組むミニチュアの美術工芸品。箱根・小田原ゆかりの童謡作家、北原白秋の「子供に還ることです。子供に還らなければ、何一つこの忝い(かたじけない)大自然のいのちの流をほんたうにわかる筈(はず)はありません」という言葉のように、ドールハウスの世界を通して「子供と一緒にコドモになれる」、遊んで学べる場所を作りたいとの思いでできたパーク。美術館に加え、大人も乗れる乗り物と大人数で泊まれる宿泊施設を新たに増設。広々とした自然を生かし、外庭に敷いた線路の上にはミニSL列車を走らせ、さらに公道走行可能なミニカーでの周遊も楽しめる。
美術館鑑賞にじっくり時間をかけたい人には、アート空間にグループで滞在できる一棟貸しコンドミニアム「はこヴィラ」がおススメ。遊べる場所とアイテムにステイもできる、休暇にぴったりの場所だ。
ミュージアムパーク「はこにわ」
神奈川県足柄下郡箱根町芦ノ湯84-55