SDGs

廃棄パン活用しSDGs パンの耳からビール

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 食品ロスを減らす取り組みには、いろいろなアイデアがある。これはパンの耳でビールを作るという方法。兵庫県加西市の新たなふるさと納税返礼品として、市内の食パン専門店が企画・開発したクラフトビールが完成した。

 同市の食パン専門店「Massimo」では、焼き上がりの形が悪いものや、売れ残りなど廃棄対象となっている食パンが週に約10kgにもなり、イノシシのわな猟やエサとして市内の猟友会に提供してきた。そこでこの食品ロスを削減するため、パンの耳(英語で Crust )を原料にしたビール、「Crust Ale(クラストエール)」を開発。「甘みやフルーティな香りは押さえ、香ばしくビターな焼きたての食パンのような風味が味わえるような味に仕上げた」そうだ。

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 寄附額は1万6千円(6月14日以降、各種ポータルサイトより申し込み可能)、瓶6本(1本あたり330ml)。