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広島県のジャパニーズウイスキー「戸河内」を提供 帝国ホテル 大阪、シングルカスクをトンネルで熟成

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帝国ホテル 大阪 オリジナルラベルウイスキー「戸河内」

 

 帝国ホテル 大阪(大阪市)はこのほど、広島県の蒸留所でつくられたオリジナルラベルのジャパニーズウイスキー「戸河内(とごうち)」をホテル2階のメインバー「オールドインペリアルバー」で提供を始めた。

 「戸河内」は広島県廿日市市にある蒸留所「SAKURAO DISTILLERY」の桜尾蒸留所で蒸留し、県内の廃線となった鉄道用トンネルをウイスキー貯蔵庫として利用した「戸河内貯蔵庫」で熟成したシングルカスクウイスキー。カスクとは木製の熟成樽(たる)のことで、単一(シングル)の樽(カスク)で熟成されたウイスキー原酒のみを瓶詰めしたもの。四季を問わず冷涼な気温を保つトンネル内で熟成させ、「ほんのり香ばしく、樽の香りが感じられる」としている。

 帝国ホテル 大阪のバーテンダーが現地を訪れ、厳選した原酒樽の一つをオリジナルラベルのボトルに詰め、228本限定で用意したという。「ジャパニーズウイスキー」は、原材料や製法に基準が設けられており近年、国際的な賞を多く獲得して海外で高評価を受けるなど、国内・海外ともに人気が高まっていることから品薄状態にあるとされる。

 「戸河内」は2023年7月20日からホテル・メインバーで販売を始めた。価格はショットが4200円、ボトルが7万3000円(いずれもサービス料・消費税込み)。限定本数がなくなり次第終了する。