大塚オーミ陶業(大阪市)は、京都文化博物館(京都市)で創業50周年記念展「転生する超絶技巧-大塚オーミ陶業の芸術-」を2023年10月19日~11月5日、開催する。入場無料。
大塚国際美術館(徳島県鳴門市)の陶板名画や文化財の複製、アーティストとのコラボレーション作品など、「やきもの」の可能性を拡げる全19点の作品を展示する。
主な作品は、「ヒマワリ」(ゴッホ)や「受胎告知」(レオナルド・ダ・ヴィンチ)の陶板名画、製作色見本やキトラ古墳壁画(東面)監修記録、「風神雷神図屏風」(俵屋宗達)や「華扇屏風」(加山又造)などの高精細複製品、ロバート・ラウシェンバーグや横尾忠則とのコラボレーション作品など。
京都芸術大学大学院の上村博教授が監修した。
関連イベントとして、10月19日午後4時から上村教授による講演「生きられる空間、美の継承」、10月22日午後2時から国立民族学博物館人類基礎理論研究部の広瀬浩二郎教授によるワークショップ「ユニバーサル・ミュージアムin京都 ~やきもので魅せる新たな鑑賞体験~」、10月28日午後2時から「伝移の芸術」をテーマに、東京芸術大学の荒井経教授らが講演・対談を行う。イベントは、事前申し込みが必要で、先着順。