離れて暮らす高齢の家族などの見守りを、よりスマートに。メディカルとテクノロジーに強みを持つウェアラブル製品開発メーカー「MedicTec 合同会社」(東京)は、高精度ECG(心電図)センサー搭載のスマートウオッチ「AI Watch 2Pro」を2026年1月1日(木)に同社ECサイトと全国の契約ショップで発売する。
心疾患リスクを抱える高齢者が、日常的に健康管理できるツール。AIが心拍データを解析し、異常の可能性を通知する。運動中の心拍の変化もリアルタイムで把握でき、家族は装着者の健康状態をスマートフォンで見守ることができる。医師向けに患者の計測データを視覚的に確認できるよう、グラフ印刷もできる。
ユーザーの声をもとに、今作では、ECG機能の精度を飛躍的に向上させた。ディスプレイサイズを拡大し、視認性も強化。バッテリー性能を強化し、最大20日以上の連続で使用できる。サイズは47×52.8×11.8(ミリメートル)。色はブラック。価格は3万円(税別)。スマホでの見守りは、iOS(14以上)、Android(10以上)に対応し、アプリ「MedicTec」を利用する。
開発担当をした同社商品企画部は、「『そういえば、先週も忙しくて運動できなかったな…。体力が衰え、生活習慣も乱れていてこの先不安だな。装着→計測→クラウド保存→医師と共有→医療機関との情報共有をスムーズにサポートできたらよりハッピーだな』と、業務中にふと思ったことがこの商品開発のきっかけです。スマートウオッチはウェアラブルデバイスにすぎませんが、健康管理の自立を促すように、パーソナルメディカルパートナーとして新しい立ち位置に変わることが重要です。開発の過程で社員や多くのお客様の声をいただき、素材やサイズにこだわりを持って商品を作りました。私のような“ズボラだけれども健康でいたい”という皆さんに使っていただけたらとてもうれしく思います」とコメントしている。










