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「コタツがない家」老いらくの恋に溺れる“達男”小林薫が「面白過ぎる」 「『渡鬼』みたいなシリーズものにしてほしい」

 小池栄子が主演するドラマ「コタツがない家」(日本テレビ系)の第5話が、15日に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 本作は、ウエディングプランナー会社の社長・深堀万里江(小池)が、夫・息子・父親の“3人のダメ男”を養うハメになる、笑って泣けるホームコメディー。

 万里江の部下・師島(河野真也)が、志織(ホラン千秋)のことを好きになってしまい、会社を辞めると言い出した。すると達男(小林薫)が社内恋愛についての教えを説き始めた。

 なんでも昔、部下の社内結婚を三組も成立させたらしい。脈があるかどうかは、2人を見れば自分には分かると豪語する達男。その言葉を信じ、全社員を家に呼び、達男が採ってきたキノコの料理でもてなすことになるが…。

 その晩、悠作(吉岡秀隆)は「お義父さんが単身で住める賃貸物件の情報」を達男に突きつける。順基(作間龍斗)が達男と別々の部屋で寝たがっていることや、猫がストレスから異常行動を起こしていることを理由に家を出ることを強引に勧める。

 そんな中、万里江のもとに、ある女性から電話がかかってくる。女性は鬼怒川にあるスナックのママで、なんと深堀家に来るまで達男と一緒に暮らしていたのだという。

 衝撃の事実に達男を問い詰める万里江。すると新たな事実も明らかになり…。ショックを受けた万里江の一方で、悠作は手のひらを返すように達男を尊敬し始める。そして、深堀家を揺るがす事態はまさかの展開を迎える。

 放送終了後、SNS上には、「予想を超える展開で面白い。無駄なシーンやせりふが一つもない」「小池栄子の息子への怒り方がすごくリアル。うちのママかと思った」「『渡る世間は鬼ばかり』みたいに続くシリーズものにしてほしい。息子が結婚して孫ができて、大きくなるまで見続けたい」などの感想が投稿された。

 ラストでは、反対する万里江を押し切り、達男がスナックのママが運転するハーレーの後ろに乗り、深堀家を出て行ってしまう展開となった。

 この達男の“老いらくの恋”について、「お父さんが面白過ぎる。自分の恋には『脈ある』とほざいて出て行ったというナレーションも笑える」「達男さんの老いらくの恋、やっぱり来週はフラれているようだ」「娘からしたら父親の恋愛なんて見たくないよね。万里江さん大変だなあ」といったコメントが寄せられた。

 ドラマは、民放公式テレビ配信サービスTVerで、第1~3話+最新話を配信中。

「コタツがない家」(C)日本テレビ