全国約200社の石材店でつくる「全国優良石材店の会」(全優石、東京都品川区)はこのほど、第1回「今風お墓参り川柳」の入賞作10点を発表した。
応募総数は約1万500点余り。全優石は「2023年を象徴する今風のくすっと笑える、これはうまいと思える秀逸な作品が勢ぞろいした」と講評した。
入賞作は次の10点。
「ご先祖に 静かに報告 アレのこと」(大阪市の男性)▽「街路より ウチの墓来て 除草して」(岡山市の男性)▽「墓前には 酒と饅頭(まんじゅう) 二刀流」(神戸市の男性)▽「孫一緒 持続可能な 墓参り」(長野市の男性)▽「金と茶と 白髪と揃(そろ)い 墓参り」(さいたま市の女性)▽「樹木葬 嫌う故人は 花粉症」(埼玉県の男性)▽「墓じまい せずによかった 婿が来た」(千葉県浦安市の男性)▽「守るよと 子に止められた 墓じまい」(川崎市の女性)▽「この墓を 残し故郷を 無くさない」(川崎市の男性)▽「ワシ入る お先にどうぞ 風呂と墓」(東京都の男性)。